トリック・ダディが息子のためにCDを買った母親に訴えられる

2001.06.26 00:00

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6月19日(火)、“Clean(健全)”のステッカーが貼付されていたTrick Daddyのアルバム『Thugs Are Us』に不健全な歌詞が含まれていたとして、メリーランド州に住む少年の母親が

原告は、消費者向けの広告の不当表示などを取り締まる郡の条例、UDAP(Unfair and Deceptive Acts and Practice)に違反しているとして訴えを起こした。原告の弁護士、Jon. D. Pelsは、原告はUDAPに従って損害賠償および裁判費用を請求できるとしている。原告が勝訴した場合には、メリーランド州で“Clean”ステッカー付のCDを購入した人全員に代金が払い戻されることになる。

訴状のなかで、Pelsはアルバムに収録されている1曲の歌詞を取り上げ、この曲では始まりから30秒足らずのうちにオーラル・セックスの描写があるとしている。原告の母親は息子のためにCDを購入した後、Pelsに訴訟を依頼した。公判前手続きは12月21日に予定されている。

6月25日午前現在、Trick Daddyの広報担当からこの件に関するコメントは得られていない。一方、Warnerの広報担当による次のようなコメントが報告されている。
「訴訟を起こされたばかりではありますが、原告がRIAA(米国レコード産業協会)の保護者向けステッカーのガイドラインを誤解しているというのは明らかです。たったひとりの親もしくは裁判官が、アルバムのステッカーが不当表示だと主張してレコード会社やアーティストたちが訴えられてしまうのであれば、すべてのレコード会社は表示すること自体を止めてしまうでしょう」

UDAPは通常、消費者に対する不当表示や誤認を招くものなどについて、自動車修理から抵当流れまで幅広くカバーしており、不当と認められるものには損害賠償および裁判費用の賠償を認めている。

Billy Johnson Jr., Los Angeles LAUNCH.com