女王蜂・勝野慎子の赤裸々な姿
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女王蜂・勝野慎子の赤裸々な姿 「カクシゴト」「リラ」「いやな予感」と、3枚のシングル曲を含む、勝野慎子待望の1stアルバム『蜂の巣城』が完成した。 つねに"赤裸々なまでに自分をさらけ出す"勝野慎子の、喜怒哀楽さまざまな感情が、12篇の自分探究物語として、あまりにも感情的な歌声と共に響いてくる。う~ん、これは濃い作品だ!! |
![]() 1stアルバム「蜂の巣城」 日本クラウン CRCP-20263 2,800(tax in)発売中 1. 早春賦
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――とっても味の濃いアルバム『蜂の巣城』が、ついに完成しましたね。 勝野: ――収録した楽曲には、かなり以前の作品もあるんですか? 勝野: ――中には、「ひとり暮らしとその反動」のような、"下着姿でベランダで煙草を吸ってたら、向かいのオヤジに見られた"と言うような、普段の慎子さんの姿が浮かんでくる楽曲もありますよね。 勝野: ――歌詞や、その感情のままに揺れ動く歌声を含め、慎子さんの楽曲っていつも、本当に自身の"揺れまくる感情"を、まんま赤裸々にぶつけてきているじゃないですか。しかも、言葉のひと言ひと言へ、強く説得される想いを感じてしまったりもするし。 勝野: ――"自分の想いを把握して歌いたい"……と。 勝野: ――確かにそうだ。 勝野: ――ところで、この『蜂の巣城』というタイトルなんですが……。 勝野: ――その想いと言うのは? 勝野: 私はこのアルバムの中へ、弱くて優柔不断な勝野慎子という人間を、いろんな角度から曲にして詰め込んできた。そりゃあ私自身からすれば、「勝野慎子として主張してる作品です」とは言えるけど、他人が見たらどうなんでしょうね。 ――いや、同じ人間ですから、ホントその多彩な表情には、マジにいろいろと気持ちが揺り動かされましたよ。 勝野: 取材・文●長澤智典 |








