【ライブレポート】西川貴教主催<FEST. INAZUMA>、<イナズマロック フェス>から生まれ変わって開催「また<イナズマ>で会おうぜ!」
◆2DAY/開会宣言


2日目となる20日は過ごしやすい曇り空のなか、西川貴教が草津市長の代理として開幕宣言に登場。「<イナズマ>DAY2、スタート!」と声高々と開幕を告げた。
◆ICEx



2日目のトップバッターはICExだ。志賀李玖、中村旺太郎、阿久根温世、千田波空斗、筒井俊旭、山本龍人、竹野世椰、八神遼介の8人が、メンバーカラーのレトロポップ衣装とカンカン帽という華やかな姿でステージを彩った。「プン☆ジェラ」でポップかつ王道アイドルらしい可愛さを弾けさせ、“やっぱり好き♪”の言葉に客席から歓声が上がる。「“COOLer”だけじゃなく、初めての人も楽しめる曲を!」と「Yes! 東京」へ。タイトルコールだけで大きな歓声が起こる人気曲で、一転してエネルギッシュなパフォーマンスを展開。「<イナズマ>はまだ始まったばかり。盛り上がっていけますか!」と呼びかけ、ラストは「CARNIVAL」。多幸感あふれるお祭りナンバーでイベントのスタートを華やかに切り開いた。
◆STARGLOW



STARGLOWは、今年1月のメジャーデビューから勢いを増し、<イナズマ>初出演を果たした。RUI、TAIKI、KANON、GOICHI、ADAMの5人は堂々とステージに立ち、「Good Boys Anthem」で猛々しいラップと鋭いダンスを放ち、観客の視線を一気に奪う。「Blast Off」で重厚な歌唱×低音ラップを、「Green Light」ではグラマラスな歌声×緩急をつけたパフォーマンスで成長著しい姿を示した。
「暑いし、景色はキレイだし、最高のライブができています!」と喜びを語りつつ、「My Job」でさらに熱量を加速。5人は歌声をぶつけ合い、互いを高め合うようなステージを展開。9月20日は、彼らがプレデビューを果たした記念日。1年後の同日に大舞台へ立てた喜びを噛みしめ、ファンへ深い感謝を伝える。「Moonchaser」では観客が高く手を掲げ、エールを送るように応えた。「最後まで最高の思い出を作って帰りましょう!」と呼びかけ、ラスト「USOTSUKI」まで熱く温かな一体感で駆け抜けた。
◆Hearts2Hearts



Hearts2Heartsは、8月に日本デビューしたばかりの多国籍8人組ガールズグループとして<イナズマ>初出演。軽やかなハウスダンスナンバー「RUDE! (Japanese Ver.)」で勢いよく幕を開け、日本語版ならではの語感のキレも相まって一気に会場を沸かせた。続く「FOCUS」では、爽やかなスカイブルー×白の衣装をひらめかせ、完成度の高いフォーメーションに感嘆の声が漏れる。「こんにちは、Hearts2Heartsです!」と日本語で挨拶すると、JIWOO、CARMEN、YUHA、STELLA、JUUN、A-NA、IAN、YE-ONの姿がスクリーンに映るたび大歓声が起こった。
「みなさんの大きな歓声がここまで聞こえてきます」「もっと素敵なステージをお見せするので楽しみにしてて」と語り、韓国でのデビュー曲「The Chase」へ。灼ける太陽の下でも表情管理まで完璧なパフォーマンスに誰もが引き込まれる。後半は爽やかな「Lemon Tang (Japanese Ver.)」で美しいフォーメーションを展開し、ラストは日本デビュー曲「ICONIC HEART」。跳ねるビートにキュートな歌声とラップを重ね、最後まで心躍るステージで初出演を華やかに締めくくった。
◆≠ME





≠MEは指原莉乃プロデュースの11人組女性アイドルグループで、2024年にフリーエリア「風神STAGE」に出演して以来、今回が2度目の登場。1曲目「愛くださいませ」から、カラーもデザインも異なる制服風衣装で11人の個性を際立たせる。ドラマチックな展開と大所帯のグループながら、緻密なフォーメーションで世界観を立体的に描き出し、ひとり一人の表情や所作の細部まで目を奪われる。「風神ステージ、全員ついてこーい!」と荒々しく煽り、「喝采パレード」へ。疾走感あるロックナンバーで、キュートな歌声から迫力ある歌唱まで多彩な魅力を披露し、観客の熱が一気に上昇。
「す、好きじゃない!」では一転してキュートな女の子感が弾け、ファンも大ジャンプで応える。「パワーアップしたイベントにまた出演できてうれしいです!」と念願の大舞台への喜びを伝え、「クルクルかき氷」ではタオルを振り回すサマーチューンで歓声がさらに膨らむ。最終曲「ラストチャンス、ラストダンス」では、最後の瞬間まで全身で熱を注ぐ。広いステージを駆け回り、たった一度のステージで観客を夢中にさせた。
◆WANDS



WANDSの初登場に喜びの声が上がるなか、第5期WANDSは2027年3月で活動終了が決まっており、そのステージには大きな注目が集まっていた。1曲目はTVアニメ『名探偵コナン』エンディング曲として話題の最新曲「Shooting Star」。柴崎浩(G)が描く雄大で美しいギターの旋律に、上原大史(Vo)の深く柔らかな歌声が重なり、会場を一気に包み込む。続く「時の扉~愛を語るより口づけをかわそう」では、色褪せない名曲のメドレーに観客が歓喜。柴崎のしなやかなギターに、上原のロングブレスが伸びやかに響いた。「真っ赤なLip」では、ドラマチックなメロディに誘い込むような色香を帯びた歌声が重なる。




上原が「第5期は来年で終了。この姿を最後まで見届けてもらえたら最高です」と語り、「世界が終わるまでは…」へ繋げようとした瞬間、西川がサプライズ登場! 上原は驚きつつも嬉しそうに歌声を重ね、西川は「最高に気持ちええね」と満足げに語る。「嵐のようで、すっごいパワーもらいました!」と上原が笑顔を見せると、最後は「大胆」。上昇感のあるバンドサウンドに乗せ、タフな歌声が情感豊かに広がり、ステージ力強く締めくくった。
◆IMP.



IMP.は、2025年に続き2度目の出演。スタート前から“IMP.”コールが止まらず、熱気は最高潮。「全員、暴れろ!」の声で「Rodeo」へ突入し、鋭い歌声とラップ、前のめりなパフォーマンスで会場を掌握する。「Revolution」では「ここにいる全員で暴れていこうか!」とさらに火をつけ、スタイリッシュなフォーメーションに歓喜が上がる。低音のEDMに人の波が揺れ、爆ぜる瞬間のパワーに魅了される。「Butterfly」では松井奏、影山拓也、鈴木大河、佐藤新、基俊介、椿泰我、横原悠毅の一挙手一投足に歓声が上がり、挑戦的な攻めにフロアが沸く。
MCでは「今年も無事に帰ってこれました!」と喜びを語り、「頼むぞ!」と西川から言付かった話も披露。「イナズマみたいに声出して!」とさらに煽る。「INVADER」では攻撃的なサウンドとハイ&ローの歌声で唯一無二の世界を描き、フォーメーションやラップ、ダンスが“アイドル”の枠を超えていく。ラスト「AKANESASU」まで多幸感と一体感が溢れ、二度目の<イナズマ>に強烈なインパクトを残した。
◆RIIZE








RIIZEは、第5世代K-POPボーイズグループとして<イナズマ>初出演。1曲目「All of You」からストリート感あふれるタフなパフォーマンスで会場を一気に沸かせる。SHOTARO、EUNSEOK、SUNGCHAN、WONBIN、SOHEE、ANTONの6人は「一緒に過ごすことができて幸せ。みなさんの熱気に負けないように頑張るので、最後まで楽しんでください」「みなさんをBREIIZE界隈にするんで!」と挨拶。続く「Boom Boom Bass」では重低音の中、緩急あるフォーメーションと個性が際立つダンスでテンションを引き上げる。単独でドーム公演を行う高い実力を、<イナズマ>で堪能できる贅沢さを感じる。
8月リリースの「Sunburst」では上昇感あるサウンドに会場が沸き、「みなさんの歓声がぼくたちのエネルギーになる」と喜びを語る。「Do your dance」では激しいビートと迫力あるフォーメーションでクラブ感満載の展開に歓声が上がり、初出演にして<イナズマ>に特大のインパクトを刻んだ。
◆西川貴教
我らが西川貴教のライブを勢いづけようと、客席から大きな“Turbo(ターボ)”コールが沸き起こる。前日はトリを務めた彼が、今日は西川貴教としてどんなパフォーマンスを見せるのか――。期待が高まるなか、重低音が鳴り響き、力強くお立ち台を踏みつけた合図とともに「Ignis -イグニス-」へ。タフなバンドサウンドをも圧倒する歌声に観客の拳が高く突き上がる。「全身全霊、命がけでお送りさせていただきます! 若輩者でございますが、みなさんのお声、お借りしてもいいですか!」と、「祖逖乃誓」おなじみのコール&レスポンスでは、あまりの大音量に「さすが<イナズマ>やね♪」と満足げな笑みを見せた。火柱が上がるスリリング演出の中、拡声器型マイクを手に“ここが滋賀で、日本で、一番最高の音楽が鳴る場所なんだ”と誇示するように力強く歌い上げた。





MCでは、市長代理での開幕宣言に触れ、「気持ちのこもった声援をかけていただき、誠にありがとうございます!!」と真面目な口調で会場を沸かせつつ、「思いが滾って仕方がないわけですよ、歌わせてください!」と「FREEDOM」へ。掲げる拳に彼の熱が宿り、鍛え上げられた身体に美しく汗が光る。「<FEST. INAZUMA>初回へ思いを込めて」と披露した「BEYOND THE TIME-メビウスの宇宙を越えて-」では、新たな歴史の幕開けを告げるような歌声に観客が最高の笑顔で答えた。
続いて「人前で演奏する最初の曲をプレゼントします」と、10月4日配信のTVアニメ『獣王武神ダンデヴァイン』オープニング曲「残響≠ブラスター」を初披露。初めてとは思えない盛り上がりに「最高やで!」とご機嫌な表情を見せる。曇天続きの空が夕焼けへと変わり、琵琶湖の絶景を背に「Be Affected」を響かせると、「ラスト、残すもんないで!」と「Energy Overflow」で最後の瞬間まで祭りの熱を燃やし続け、熱いバトンをトリのDa-iCEへと託した。
◆Da-iCE



<イナズマ>2日目のトリを務めるのはDa-iCEだ。4回目の出演にして初の大トリとあって、1曲目「TAKE IT BACK」から気合がみなぎる。花村想太のハイなシャウトが冴えわたり、大野雄大の太くしなやかな歌声が感情を揺らし、工藤大輝、岩岡徹、和田颯の繊細でストイックなパフォーマンスが2人の歌声をさらに押し上げていく。「今日は最後の最後までよろしく!」と花村が叫ぶと、「絢爛なフィナーレ」へ。あでやかなダンスとエモーショナルな歌声が重なり、感情の揺れを演じるドラマチックな構成が完成する。花村は「今日は素敵なみなさんと一緒に、Da-iCEがトリで良かったと思ってもらえるように、最高のライブにしたいんでよろしく!」と意気込み、「西川のアニキのあとに残ってくれていることが本当に幸せ!」と喜びを語る。


アットホームなMCから一転、「DREAMIN’ON」では拳を突き上げ、開放感たっぷりの声が響く。Da-iCEが描くヒーロー像に期待が高まる瞬間だ。「Tasty Beating Sound」ではハンズクラップやコール&レスポンスで観客と遊び、「我々が一番楽しんでいます!せっかくなんで…5人で歌っちゃいますか」と「アンリミテッド」へ。5人が歌声で個性をぶつけ合い、ライブを生きがいにする5人の表情がまぶしく光る。
「オレたちで『HOT LIMIT』を超える、でっかい花火打ち上げようぜ!」と、「HOT LIMIT」カバーへ。西川がサプライズ登場し、「最高やでな♪ 何回やってもえぇわ♪」と満足げ。和気あいあいの空気のまま「スターマイン」を豪快に打ち上げ、曲中も“イナズマ”コールで遊び尽くす。ラストは「嫌なこと全部解放しようぜ!」と「ノンフィクションズ」へ。生のライブでしか味わえない熱量が最後まで続き、全10曲、フルパワーで2日目を締めくくった。








