──叩かれてもタフでいられる精神力はどう身につけたの? ブリトニー:本当に簡単なことだけど、自分を信じるということ。確かにいろいろなことが外から入ってくるけど、その人たちの言うことは自分を信じる気持ちより弱いものだから。あとは家族の力もすごく大きいと思う。とくに母親かしら。 ──セクシーで挑発的な歌詞は自分自身? ブリトニー:あれはちょっと背伸びしてるのよ……うーん、でもけっこう自分自身かしら。 ──じゃあ弱い自分の歌詞は? ブリトニー:歌詞をそのまま受け止めるよりも、斜めから見た方がいいかもね。直接的じゃない表現がいっぱいあるから。たとえば「シャドウ」は男の人のことを歌っているんだけど、どちらからも取れるような感じね。クールな曲を書きたくて、ああいう歌詞を書いたんだけど。 ──ブランドを作るセレブが多いけど、ブリトニーは? ブリトニー:一応考えてるんだけど、なかなかタイミングが難しくて。洋服とか香水とかいろいろ考えてはいるのよ。 ──オフの過ごし方は? ブリトニー:映画に行ったり、友だちと会ったり、ほんとにのんびり。家でダラダラしたり。普通の人と一緒よ。最近見た映画? ううん、見てないから行きたいのよ。 ──2004年のツアーはどんなコンサートになりそう? ブリトニー:すごくクールなツアーよ。タイトルは<オニキス・ホテル>に決まっているんだけど、オニキスは黒い石なんだけど光の具合によって色が変わる石。今の私のキャラクターみたいでしょ。かなり大掛かりに製作していて、ひとつひとつの曲が流れを作る、ミュージカルみたいなものになるの。セットは大きいんだけど親しみが持てるツアーになりそう。見た人みんなが自分なりのストーリーを持てるようなね。 ──今回の来日で買ったものは? ブリトニー:トップスをいろいろ買ったわね。日本の人はみんなすごくきれいにしてるから刺激を受けてる。あなたの着こなしもクールよ。今もすごくショッピングに行きたくてウズウズしてる。 ──インターネットは使ってる? ブリトニー:ううん。コンピュータは持ってないの。 ──音楽ってブリトニーにとってどんな存在? ブリトニー:音楽はエモーション。人の感情を動かすもの。幸せな気持ちにさせたり、悲しくさせたり。いろんな気持ちにさせるものだと思う。 ──好きな食べ物、とくに日本食は? ブリトニー:『NOBU』(海外セレブにも人気の高級和食レストラン)が好きよ。 ──「ミー・アゲインスト・ミュージック」のPVのどんな風に撮ったの? ブリトニー:まあ見ての通りなんだけど、クラブの中で2人(マドンナとブリトニー)はタッチしてないのにお互いの存在を感じているというテーマで、すごくよくできたと思う。 ──デビューから4作連続No.1だけど、自分を褒めるとしたら、どこを褒めたい? ブリトニー:(中年の男性風に声色を変えて)がんばった! No.1で! お前しかいないんだ! これからもがんばって! ──新作でガラっと作風が変わったけど、これまでのファンを置いてけぼりにする心配はなかった? ブリトニー:自分が置いて行かれないように走り続けなきゃ。 <<前のページに戻る 取材・文●編集部 ■関連記事 ポップ・ミュージックは世間の人に好かれる音楽。一つのカテゴリーに分類される必要はないと思うわ(2001年のインタヴュー) MadonnaやJanet Jacksonにできて、なんで私にできないの?(2000年のインタヴュー) |