plane、「はなればなれ」インタビュー

plane 「arrow」から５ヶ月ぶりの新シングル「はなればなれ」をリリース

たとえ離れ離れになっても人はつながっている

■ロングインタヴュー Vol.3
plane are
神本圭祐（Dr）
木田佳文（B）
菊地佑介（Vo/G）
久光正昭（G）

──２曲ともセッションから生まれたということだけど、いつもセッションで曲を作っているの？

菊地：ええ、もうみんなで。

久光：ノリで作ってる感じですね。誰かが何かやりだして、たとえばドラムが何か始めて、そこにベース、ギターっていう感じでみんなが乗っていって。そこに、そのときに感じた菊地の思いがメロディになって重なるっていう感じです。

──セッションを何度もやって、お互いに意見交換をして曲を組み立てていく？

木田：基本的にはそうですね。プロデューサーに相談したりすることもあるけど、基本的に僕らがいいと思ったことにはたいていOKが出る。

久光：僕の場合は一人で家でプリプロをやってることが多くて、そこでギターのアイデアをたくさん出して、その中から選んでもらうパターンが多いです。でも他のメンバーのやってることでも、気になれば意見を言い合いますよ。

──仲は良さそうだけど、厳しい意見が出ることもあるの？

木田：厳しくはないね。

久光：うん、厳しくはない。

神本：今回みたいに速すぎて物理的に厳しいっていうのはあるけど（笑）。

木田：まあ基本的に争いたくはないから（笑）。

──ライヴのときに意識していることは？

菊地：僕は楽しむことだけですね。あとお客さんの表情に惑わされないようにすることかな。スポットライトが当たると、お客さんの顔が見えなくなって急に不安になったりすることもあるんで。お客さんがどんな表情で聴いてるんやろとか考えずに、もっとライヴを楽しみたいと思いますね。

木田：僕も楽しむことですね。あとはどう首を動かしたら髪がどうなるとかは意識する（笑）。

神本：一体感ですね。仲のよさとか。気まずいオーラとか出てたらお客さんは気付くから。楽しむのが基本です。

──今後の活動予定は？

菊地：今、次のシングルを作っています。もう完成間近なので夏には出せると思います。そのあとアルバム制作にも入りますけど、できる限りライブもやりたいですね。

──2ndアルバムはどういうものを目指している？

菊地：自然体でやりたいです。レコーディングだとどうしても緊張しちゃうところがあるので、リラックスしたものが作れたらいいと思ってます。

取材・文●田澤 仁

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