| (インタヴューPart.1では、「(このアルバムは)いい意味スタートのアルバム。Ringのソロが入ってるのもそう。SugarがDJを始めたり、イベントのオーガナイズをやったりしたのも、同じタイミング(でアルバムも作られた)。“ウラ1枚目”ぐらいの感じです」とRyo-thingが新たな気持ちを語ってた)
――アルバムのなかで、特にお気に入りは?
Sugar:思い入れがあるのは「希望の橋」。この曲が今の形になって、それで全部がうまく流れていった感じがあるので。
Ring:初めてこの曲を聴いた時の感動は忘れられない。イントロでドラマティックなストリングスが聴こえて、ドラムがインしてくるところで涙があふれ出ちゃいました。歌詞は、“希望”という言葉は今まで単なる文字でしかなくて、だから自分の声で“希望”を口にして歌う準備をしないと!って感じでしたね。今では“希望”という意味をしっかり受け止めて自分のものにして、それに自分も向かって行けたらと思ってます。
Ryo-thing:この曲のアレンジは、あんまり考えなかったんですよ。ヒップホップとかR&Bとかじゃなく、「純粋にグッとくる感じ」を求めて。俺は日本的な作曲家じゃないな、俺はトラックメイカーやなってすごく思います。今回挑戦した「Magic Woman」「Oh Boy!!」みたいな、ああいうソングライティングにすごい興味がある。フックをつないで、フロウをつないでいくような。そうやって自分の思う“キャッチーさ”をもっと広げたい。それはメロディだけじゃなく、トラック、言葉、フロウとかが合わさったものだと思うし 。
――ボーナストラックの、KREVAのラップが入った「希望の橋」もいい感じです。
Ryo-thing:メジャー感、ありますよね。CDのセールスもそうですけど、何万人の前でパフォーマンスしたことがある人だから、そういうオーラをラップに感じたし。人間的には気さくなお兄ちゃんって感じで、一緒にできて良かったです。
Ring:このアルバム、デビューして3年で、3枚目の作品っていうのを実感してますね。自分が歌い手として、一人の人間として成長できた作品だし、これからのVo Vo Tauも垣間見れる作品ですね。自信たっぷりのお届け品になりましたよ!
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