| ――では、タイトルにちなんで、みなさんの夏の思い出を教えてください。
久保:高校生のときに、みんなで70キロ先にあるキャンプ場までチャリで行ったことかなぁ。何も考えずに炎天下に「意外と遠いなぁ~」って言いながら行きましたね(笑)。今だったら絶対70キロなんて遠いからしないんですけどね。
山田:僕も奈良までチャリンコで行きましたね~。友達3人と夜中走った(笑)。日本地図と壊れたコンパス持って(笑)。法隆寺見て帰りましたねぇ。なんで法隆寺だったんだろ!?
上中:俺はね、大学2年か3年のとき、夏休み入るってときに付き合い出して、夏休み終わって新学期始まるってときに別れたの覚えてます。まさにひと夏の恋(笑)。休みだったから四六時中一緒で、一気に嫌なところも見えて(笑)。マックスから始まってあとは下がるだけで、ゼロになって終わっちゃいましたね。
中田:僕は、実家の近くに古墳があって、そこで中学のときに恋話してたの覚えてますね。
みんながジャージ姿のときにジーパンはいてたから(笑)。 |
上中:あ、お前が一番カッコよかったころやな。こいつな、みんながジャージ姿のときにジーパンはいてたから(笑)。あとね、ブラックのコーヒーしか飲まないんよ。自分でガリガリ豆挽いて、「砂糖とミルク入れたらあかんよ!」て(笑)。
中田:言うてた、言うてた(笑)。兄ちゃんがいたからね、影響されてた。
山田:今、めっちゃ甘党だよな。
中田:うん(笑)。
上中:野球部だったから、いがぐり坊主なのに、ブラックコーヒーよ。
――すごく背伸びしてたんですね(笑)。そして10月5日にはシングル「オマモリ」と、21日にアルバム『為さねば成らぬIII枚目』がリリースされますが?
上中:THEイナズマ戦隊ってなんぞや?って人たくさんいると思うんですけど、分かりやすくなったっていうか。今までの僕らが色濃くなって出てくると思います。
――シンプルになった「あの夏の日々」やレコード会社も移籍で、新たな面が出るのかな?って思ったんですが、より濃くなる方向なんですね。
上中:うん、もちろんいろんな変化を経験してきたけれど、イナ戦でやりたいことがこれまでに4つも5つもあったのが、今1つになって道になってる。それでその道を進んでるって感じですね。
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