阿佐:中原とはまた違った意味で、自分とはまったく反対の人間。考えてるところは一緒なんですけど、見方がちょうど反対というか。俺が右から見てたら、真戸原は左から見てたり。俺が熱くなってるときに、冷静だったり。性格的には、明るいものも暗いものも、全部自分で背負い込んで溜め込んで、その溜め込んだエネルギーをどうすんのかな?と思ってると、ドーンッて急に(笑)。
真戸原:ふははは。
阿佐:考えをまとめて整理をつけてからじゃないと口に出さない。昔っからそうでしたね。
中原:音楽やってるときは真面目ですよ(笑)。酒呑んでると熱くなるし。“俺について来い”っていうタイプじゃないけど、“こんなコトしてる場合じゃないよなぁ”とか、涙ぐみながら(笑)。僕が寝ちゃったら、どっかから布団持って来てくれたり。イイ奴です。
谷口:すーごいいろんなとこから物を観れる人なんですよ。たとえば、私が何か1個言ったら、そのことに対して答えるんですけど、でもこういう考え方もあるし、こういう考え方もあるよって。だから、いろんなことに気付かされるっていうか。歌詞書いてる人だけあって、すっごい物の見方が人と変わってる……人と違ったところからも見えるんかなぁ。おかげで私も柔軟になれます。 | |
谷口:自分の楽器に対してのワガママを、私も中原もお互いに言い合える。人柄的にも、何でも言いやすいです(笑)。
阿佐:すーごい几帳面で、AB型らしい。ありがたいんですけど。
真戸原:機材を車に積むときにすっごいキレイに積めるしね(笑)。
――譜面の書き方が細かいとか。
谷口:あ~、細かい!
真戸原:ムードメーカーだと思いますね。人柄がそのまま音楽につながってると思うし。4人いる中での自分はどう存在するかっていうのを、一番考えてるんちゃうかな。
阿佐:あと、もらい上手。レコード会社の社長からパソコンとか、グッチのペンダントをもらいましたからね、中原だけ。
中原:「中原おるから、あげる」って。
スタッフ:「そのペンダント、カッコイイですね」って誉めてた(笑)。
谷口:そういうことしてたんだぁ(笑)。 |