| ――今回は平原さん自身で作詞・作曲も手がけてますね。
平原:いつもどおり大変でしたね!でも今回はこれまで以上に細部にこだわって、こだわって作りました。でも結局、歌詞は最後までしっくりくるものが完成しなくて、松井五郎さんに手伝っていただいて、何とか完成した感じです。ちなみに「Etrenally」というタイトルも松井さんがつけてくれました。
――タイトルにはどんな思いが?
平原:テーマは愛ですよね。永遠の愛。愛は不滅ってことですね。これは松井さんが言ったことなんですけど、「どんなに離れていても、たとえもう二度と会えなくなったとしても、人間の思いは色あせない。肉体には限りはあるけど、人を愛したことやその人が生きた証ってのは、ずっと消えない。心のなかでずっと残るものだから、そういう永遠の愛を表現した」って。なので、「Etrenally」だと。
――なるほど。さて、この曲はBARKSで先行試聴をさせていただいたんですが。
平原:ですね!書き込みチェックしてますよ!
――どんな書き込みが印象的でした?
平原:曲も歌詞もすごく好きという、書き込みが多くあって、純粋にうれしかったですね。あと「新しい高音の出し方をしている」という書き込みがあって。そうなんだ、って思うこともあった。きっとそれは、デビューして1年半、コンサートなどで培った経験が声を変化させたのかな。
――でもこの1年半、ほぼノンストップで活躍してるじゃないですか。そのフラストレーション、ストレスが最近の髪型やファッションにあらわれているのかな?って。だって今日もパンクなスタイルじゃないですか(編集部註:コメント映像での服装です)。
平原:そうですか!? もともとこういうスタイルは大好きなんですよ。でも髪型を変えたのは大きかったかな。
――なぜショート・ヘアにしたんですか?
平原:大学3年生になったし、21歳にもなったし、大人になろうかと。
――で、大人になりました?
平原:全然(笑)。髪を切っても自分は自分でしたね…。正直、外見はそんなに重要じゃないんですよ! 今は心を育てる時期と思っているので、外見を気にしている場合じゃない! でも女なんで、少しは見た目も気にしたいじゃないですか。そのあたりはスタイリストさんにお任せして…。自分ではあまり気にしないようにしてます。でも髪を切ったら、オトナっぽくなったという人もいれば、小僧と言われることもあるんですよ。
――(笑)確かに活動的な印象になりましたよね。
平原:そう! 今年は動く平原綾香で!!
――ならば「Eternally」では激しいダンスを披露!?
平原:まさか!!!!(笑)
――また、オフィシャル・ファンクラブ『CAMP A-YA!』も始動しましたね。
平原:ファンクラブに入ってくださる方々は、相当な思い入れを私に持ってくださっているんでしょうね。すごく有り難いです。そんな私もかつて、ハンソンのファンクラブに入ったことがあるんですよ!
――「キラメキ☆MMM BOP」のハンソン!?
平原:何ですか!? そのリアクション(笑)。ピアノとヴォーカルを担当しているテイラーがすごく好きだったんです! 声が好きだったのと、外見もちょっと繊細な感じがして、心を揺さぶられましたね。
――そんな平原さんを応援するファンクラブでは何をしたいですか?
平原:ファンクラブ限定のコンサートはやりたいな。あと私とファンのみなさんの交流だけでなく、ファン同士の交流もここから生まれたらですね。
取材・文●松永尚久
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