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シーロー・グリーン/Cee-Lo Green
本名:トーマス・デカーロ・キャロウェイ。
90年代はアトランタを代表するラップ・グループ=グッディ・モブのメンバーとして活躍。その後ソロに転向し、2002年に1st『パーフェクト・インパーフェクションズ~シー・ロー・グリーンの完全なる不完全性~』、2004年2nd『シー・ロー・グリーンはソウル・マシーン』を発表。2006年にはゴリラズのプロデュースで有名なDJ/プロデューサー=デンジャーマウスと共にナールズ・バークレイというユニットを結成。1st『セント・エルスホエア』から「クレイジー」が全英9週1位という大ヒットに。

2008年にナールズの2nd『オッド・カップル』のリリースを経て、10年末に待望のソロ3rd『ザ・レディ・キラー』を発表。ブルーノ・マーズが制作を手掛けた1stシングル「ファ★ク・ユー/フォーゲット・ユー」は、その過激なタイトルとメロディアスなソウル・サウンドがウケて全米2位・全英2週連続1位というソロ最大のヒットを記録。

2011年の第53回グラミー賞では主要部門含む計3部門にノミネートされ、見事「最優秀アーバン/オルタナティヴ・パフォーマンス賞」を受賞。自らを“ソウル・マシーン”と称し、早口のラップやオールド・ソウル感満点の歌声を聴かせるシンガーとして活躍する一方、プロデューサーとしてプッシーキャット・ドールズの代表曲「ドンチャ」等を手掛ける他、11年からはクリスティーナ・アギレラらと共に米NBCのオーディション番組『The Voice』の審査員を務めるなど、マルチな才能を発揮する彼はその独特の風貌も相まって音楽界で唯一無二の“異才”として活躍している。