Pezband

1971年、イリノイ州シカゴにて、ミミ・ベティニス、ミック・レイン、ジョン・パズダン、マイク・ゴーマンの4人にて結成。その後、メンバー・チェンジを経て、NRBQのマネージャーだったマーク・レンボに見出され、ABC/ダンヒル傘下のパスポート・レコードと契約。

1977年にアルバム『ペズバンド』でデビュー。ニック・ロウやエルヴィス・コステロのマネージャーとして知られるジェイク・リヴィエラが彼らの音楽性を気に入り、イギリスでは1978年リリースのセカンド『ラフィング・イン・ザ・ダーク』が、ジェイク・リヴィエラ主宰のレーダー・レコードよりリリース。また、イギリスのみライヴEP『トゥー・オールド・トゥー・スーン』がリリースされるなど、本国アメリカ以上にイギリスでの評判が高かった。

1979年のサード・アルバム『カヴァー・トゥー・カヴァー』を最後にパスポートとの契約が終了。メンバー・チェンジを経て活動は続けられたが、1983年にはグループも解散となる。しかし、1990年代のパワー・ポップ・ブームにより再度注目を集め、2006年ごろから不定期ながら活動を再開。