やなせたかし

アンパンマンの生みの親であり、童謡「手のひらを太陽に」の作詞家。アニメ「それいけ!アンパンマン」に使用されているオープニングテーマやエンディングテーマ、挿入歌などの作詞も手掛けた。1988年、アニメ「それいけ!アンパンマン」が放送開始。当初はスポンサーが付かないなど不安視されていたが、次第に大人気番組となり25年以上に渡り放送されている。1990年以降は日本漫画家協会賞大賞など数々の賞を受賞。1996年には出身地である高知県香美市に香美市立やなせたかし記念館「アンパンマンミュージアム」が開館された。1992年より地元・高知県で行われている「まんが甲子園」の立ち上げに関わり、審査員長を務めるなど漫画の復興にも取り組んだ。2001年、自作のミュージカルを初演し、2003年には共に本人歌唱による「いいなぁアキ(安芸)」と「ノスタル爺さん」をリリースするなど生前、精力的に活動していた。