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桐朋学園大学卒業後イゴール・オイストラフ氏に招かれ、ブリュッセル王立音楽院に文化庁芸術家在外派遣研修員として留学。安田生命クォリティオブライフ文化財団、ロームミュージックファンデーションの奨学金も得、修士課程大賞を受賞し首席修了。マリア・カナルス国際コンクール、日本音楽コンクール他国内外の数々のコンクールで入賞を果たす。その間、江藤俊哉、I.オイストラフ、ワルター・バリリ、徳永二男、原田幸一郎、三善晃ほか各氏に師事。

世界各地でのリサイタル、ソリストとして東京シティフィル、札響、日本フィル、フレミッシュ放送響、名古屋フィル、東フィル、プラハ室内管、C、神奈川フィル等内外のオーケストラと共演し「パワーのあるテクニックと高度な集中力を兼備した非凡な才能を認識させる若手の出現」と評され、様式感としなやかな歌心に溢れたシャープな音楽性には定評がある。サントリーホールでの小林研一郎指揮日本フィルとの共演、紀尾井ホールでのリサイタル等の活躍でも、「知性と感性と技術の実力派」と高い評価を得る。宮崎国際音楽祭、サイトウ・キネン・オーケストラ、スイス・ヴェルビエ音楽祭他国内外の演奏会やテレビ・ラジオに多数出演し、平成14、15年度公共ホール音楽活性化事業登録アーティストとしても、各地の小中学生や地域住民とのふれあいコンサート等で大きな反響を呼び、その温かな人柄を感じさせるステージ・プレゼンスが、幅広い層の聴衆を魅了。近年はヴァイオリン・デュオ「デュオ・プリマ」としても、その活動が注目を集める。

2004年春より、社会貢献活動の企業TVCFでソロ・ヴァイオリン演奏に抜擢される。

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