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アトランタ郊外出身のButchとSlug、そしてJayceが、この3人組の結成メンバーだ。彼らが武器とするのは野望と活きのいいサウンド。そのサウンドCheap TrickやJoe Jacksonなどとも比較される。Marvelous 3(そう、これが彼らのバンド名)は一夜のうちに成功を収めたように思われているが、彼らが今のサウンドのレシピを手に入れるまでには、気の遠くなるような時間がかかっていた。


相手かまわず、様々な曲をプレイしていた彼らは、まずインディーズからデビューアルバムをリリースする。アルバムのタイトルは、これ以上ないというくらい正直な『Math & Other Problems』。何でも自分達でやってやろう、というその開拓者精神のおかげで、彼らは地元アトランタの様々な音楽賞を(4つも!)獲得。これに気をよくした彼らは、仲間うちだけでなく、もっと多くの人も自分達の音楽に魅力を感じてくれるはず、と信じるようになっていった。

''98年、音楽業界内で開催されたSouth by Southwest Music Conference(SXSW)で、彼らはショウケースライヴを行った。その内容のすばらしさに、もしかするとこのバンドのことは真剣に考えるべきなのかもしれない、と人々は考え始めるようになる。そして、彼ら自身のレーベル、Marvelous Recordsから2ndアルバム『Hey!』がリリースされた時、その考えは確信に変わった。

かくて、「ヘイ!」と言う間もなく、彼らはHifi/Elektraと契約。プロデューサーにJim Ebertを迎えて、2ndアルバムをレコーディングし直すという難しい作業に着手した。Jim Ebertはこれまでにも、Jason FalknerやMeredith Brooksを手がけた人物だ。本格的なスタジオで、本格的なプロデューサーと、本格的な予算を使ってレコーディングをし直したことで、このアルバムはメジャーのリリースにふさわしい、将来性あふれる作品となった。