ニュース・最新情報

プロフィール・バイオグラフィ・リンク

オーストラリアのメルボルンで産まれた30/70は、コラボレーションと即興演奏をルーツに発展を遂げて来た⾳楽コレクティブ。

⼤胆不敵な⾳楽的融合と相互刺激により、絶え間なく拡張する表現を追求するコレクティブの編成は、拡⼤縮⼩を重ねながら各メンバーが独⾃のプロジェクトやソロイストとしても、世界各地で活躍を⾒せている。シンガーのアリーシャ・ジョイをフロントに、ドラマーのジギー・ツァイトガイスト、ホーンのジョシュ・ケリー、キーボーディストにはクローズ・カウンターズとしても知られるフィン・リーズ、そしてベーシストのマット・ヘイズが現主要メンバーだ。それぞれ独⾃のサウン ドを持つプレイヤー間の、即興的な融合から産まれる曲を仕上げるのは、グラミー賞ノミネートのミキシング・エンジニア、ベンジャミン・ティアニーだ。

ジャズを出発点としながら、ステージでインプロバイズされる閃きには、⾳楽表現の奥なき探究と世界各地におけるミュージシャン達との交流を通して各メンバーが培って来た表現の幅が、常に新しい可能性への扉を開く。30/70のサウンドは、ジャズ、ブレイクビーツ、ハウスといったアフリカン・リズム洋式を核に発展してきた⾳楽との親和性が⾼く、それぞれのサウンドのオリジネーター達への敬意を胸にこれを継承する。タイトかつ流暢なサウンドのパッチワークが織り成す、常に進化する30/70の演奏は、ライブでもレコードを通じても、聴く者をその瞬間に深く引き込むディープな⾳楽体験をもたらす事を企図している。

デビュー作『Cold Radish Coma』は熱狂的な⽀持で迎えられたと同時に、Rhythm Section InternationalのBradley Zeroとの関係の始まりとなった。後にセカンドLPの『Elevate』、次いで 『Fluid Motion』、そしてヒット・シングルとなった「Tastes Like Freedom」のリリースに⾄る。 2019年のEUツアーでの記憶に残るフランス公演でライブ収録された「Live at La Defense、そし てシングル「Tastes Like Freedom」のリミックス集は、このコレクティブの現場主義かつダンスフロアに直結したサウンドの証に他ならない。