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ミケランジェロ・マーティンは、1997年にファションデザインで知られる小さな町で、画家の家系で生まれた。現在はミラノ在住。

10歳の時から様々な楽器を演奏するようになって、しらばらくしてから自分で曲を作曲して歌うようになった。その後は自分のデモ曲を自宅でレコーディングするようになって、2019年にハウイBにデモを送付。それを聴いたハウイはイタリアにきて、“Trame”という曲を最初にプロデュースした。そこからマーティンとハウイのコラボレーションが始まり、親交が深まって、9曲入りのファースト・アルバム「Trame」を一緒に完成させた(アルバムのタイトルには、「質感」と「物語」の二つの意味が含まれている)。

アルバムはマーティンのホームタウンであるチヴィタノーヴァ・マルケと、フランスのオレロン島でレコーディングされた。ロンドンのジョー・ハーストがエンジニアを務め、ブリストルのショーン・ジョセフがマスタリングを担当。自費制作のため3年間かかったが、自身のイタリアのルーツを反映させたオリジナルでパーソナルな作品を作りたかったという。

同時に、自分の音楽をSNSでプロモーションをして作品への注目度を上げるために映像を作ろうと決意。そのために、自分の中にある視覚的、音楽的側面を融合させることにした。まずは、自分の楽曲のインスト・バージョンのリミックスを作って、ハウイにミックスをしてもらった。それから、アクリルの絵の具を使って紙に自分で絵を描き、それをスキャンしてからアニメーションとして仕上げて映像を作った。自分の作品を宣伝するための映像だったから、映像の尺とサイズはリールズとTikTokを意識して制作したそうだ。しかし、手作りのアプローチで映像を制作したので、同時にアート作品でもある。このティーザー映像「Teasers」を数ヶ月間の間にインスタグラムに投稿し、何千回も再生されている。

アルバム制作をしながら、ローカルなレストランやクラブで、自分のオリジナル曲やイタリアでポピュラーな曲をライヴで披露し続けた。アコースティック・デュオ、またはバンド編成で演奏することが多かったけど、スタジオのライヴ・セッションの映像も撮影した。

現在は、イタリアのレーベルがアルバムをリリースすることに興味を持っていて、話し合っている最中だ。