Jaimie branch

ブランチは、ニューヨーク州ハンティントン（ロングアイランド）に生まれ、シカゴ郊外のウィルメットに引っ越した9歳の時にトランペットを始めめる。ニューイングランド音楽院に通っていた（2005年卒業）。

その後、シカゴに戻ったブランチは、ミュージシャン、オーガナイザー、サウンドエンジニアとして、ジェイソン・アジェミアン（『The Art of Dying』（2006年）に収録）、キーフ・ジャクソンの『Project Project』（『Just Like This』（2007年）に収録）、ティム・デイジーの『New Fracture Quartet』（『1000 Lights』（2008年）に収録）、アントン・ハットウィッチ、ケン・ヴァンダーマークなど、地元の音楽シーンで活躍。また、ベーシストのトビー・サマーフィールド、ドラマーのフランク・ロザリーとのトリオ「Princess, Princess」や、ティム・デイジーとダニエル・レビン、マット・シュナイダー、ジェイソン・アダシェヴィッチとのトリオ、クリス・ヴェルコメン、サム・ウェインバーグとのトリオで、シカゴやニューヨークで公演を行った。ジェイソン・スタイン、ジェブ・ビショップ、ジェイソン・ローブケとともに、バンド「Block and Tackle」を結成。2006年から2008年にかけて、5枚のアルバムに参加している。

2012年ボルチモアに移り、Towson大学でジャズ・パフォーマンスの修士号取得を目指した。この時、彼女はレコードレーベル「Pionic Records」を設立し、自身のグループ「Bomb Shelter」の音楽をリリースしていました。2015年、ブランチはニューヨークに移り、フレッド・ロンバーグ＝ホルムやマイク・プライドなどと共演している。

さらに、インディペンデント・ロック・グループのネヴァー・イナフ・ホープ、ローカルH、アトラス・モスなどのアルバムにも参加。2016年現在、彼女はチャド・テイラー（ドラム）、ジェイソン・アジェミアン（ベース）、トメカ・リード（チェロ）とのカルテットで活動しているほか、マイク・プライド、シェイナ・ダルバーガー、ウィーゼル・ウォルター、ヨニ・クレッツマー、トビー・セダーバーグとの共演も果たしている。2017年には、トメカ・リード、ジェイソン・アジェミアン、チャド・テイラー、マット・シュナイダー（ギター）、ベン・ラマー・ゲイ、ジョシュ・バーマン（コルネット）とともに、ソロ・デビュー・アルバム『Fly or Die』をリリースした。

ブランチは、音楽的に影響を受けたアーティストとして、ドン・チェリー、アクセル・ドーナー、ブッカー・リトル、マイルス・デイビスを挙げている。

• 関連リンク