プロフィール・バイオグラフィ・リンク

ドイツの良質メロディック・メタル/ ハード・ロック・バンドとしてファンを多く持つ、FRONTLINE で活動したギタリスト、ロビー・ボーベル、ベーシスト、ハッチ・バウアー、ドラムスのラミ・アリと、SHY、現TNTのヴォーカリスト、トニー・ミルズによるバンド。

FRONTLINEの最新作2006年の「Circles」リリースから4年が経過した頃、彼らは次のステップに向かうべくその道を模索し始めた。AOR HEAVENのオーナーであるヨルグ・シーグルを通じてトニー・ミルズとコンタクトを取り、交流を深める。そして実際にセッションを行ない、3曲のデモを録音。その仕上がりに納得した彼らは、お互いの相性とケミストリーを感じ、新たにバンドをフォームし、行動を共にする決意を固める。そうして、この新バンド誕生と相成った。

完成した本作はSHYの名盤と言われている「Excess All Areas」のテイストとFRONTLINEのロビーのギター・ワークを加味したさすがのメロを押し出した力強い出来栄えとなった。

2009年秋にはトニーがドイツへ飛び、FRONTLINE出身のドイツでお披露目ショー・ケース・ギグを敢行し、オーディエンスから良いリアクションを得た。

注目のデビュー・アルバム「A Point Of Destiny」は2010年1月末にヨーロッパでリリース。このバンドは近年多く見られる所謂プロジェクトではなく、本気印のリアル・バンドだとメンバーが力強く語っている。

叙情的ハイトーン・ヴォイスがトニー・ミルズの最大の武器。TNTからぐっと踏み出し、彼本来の魅力を完全に取り戻した話題作。突き抜けるハイトーン・ヴォイスと英独合体的叙情サウンドのコラボレーションが織り成す、メロディアス・ハードの伝統がここに存在する!まさに彼ららしい強力な歌とキャッチーなメロディを打ち出した作風を創り上げている。メロディック・ロック、かくあるべきと宣言したかのようなメロディとサウンドが目一杯詰め込まれた貫禄の仕上がりはリスナーにアピールすること間違いなし。全メロディック・ファン必須のデビュー・アルバムがここに完成を見せた。