プロフィール・バイオグラフィ・リンク

ベルギー、ルーフェンで結成された6人組ニューウェイビッシュ・ロックバンド。
いまや世界中で猛威を振るうThe Killers やInterpolらのようなニューウィビーなディスコフィーリングは彼らScarrotsがずっと鳴らし続けてきた音。ヨーロッパから始まったThe Smithらに始まる80'sソングライティングの血、PixiesやSonic Youth、Nirvanaらが鳴らしたU.Sオルタナティヴの洗礼、WeezerやRentals、Anniversaryらシンセをフューチャーしたパワーポップのキャッチーなメロディーへの愛。変幻自在のリズムと憂鬱な歌声。

ただ、以上のようにどれだけ説明しようと結局Scarrotsの音を形容することはまったく無意味である。2002年にWeezerに例えられる独特のメロディーと、キーボードを多用した革新的なアルバム『Piece Of Sun Shine』でヨーロッパのみならずアメリカをも席巻したScarrots(日本でもSTM などパンク/ ハードコアサイトなどで話題になった)。だが、その後訪れたメンバーの脱退、有名マネージメント会社(L&S)との決裂などによる4年間の暗黒期。長らく表舞台に経つことはなかった彼らだが水面下でベルギーの名門レーベルFUNTIME RECORDSと接触。FUNTIMEはハードコアサウンドを売りにするレーベルカラーながらScarrotsの持つダークなフィーリングと圧倒的な存在感に即座に契約。The KillersやInterpolらの爆発で世界的に火がついた80's New Waveへの回帰を機にScarrotsはついにシーンへと復活。