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“ミスターAOR”との愛称を持つボビー・コールドウェル。
1951年8月15日ニューヨーク・マンハッタンに生まれ、1976年「ザ・ハウス・イズ・ロッキン」でデビュー。78年に発表されたデビュー・アルバム『イヴニング・スキャンダル』の時点で、すでにメロディ・メイカーとしての才能を開花。「風のシルエット」「スペシャル・トゥ・ミー」「カム・トゥ・ミー」といったナンバーは、高品質なAORとして名高い。82年にシングル「ジャマイカ」を含むサード・アルバム「キャリー・オン」を発表。翌年シングル「シェリー」を含む4枚目『オーガスト・ムーン』発表。88年、ピーター・セテラ&エイミー・グラントに提供した「ネクスト・タイム・アイ・フォール」の実績が大きく評価される。代表作としてはボズ・スキャッグズのカム・バック作『ジ・アザー・ローズ』へ提供した「ハート・オブ・マイン」がある。89年パーラメントのCF曲として<カム・トゥ・ミー>が起用されリバイバル・ヒット。次いで<ステイ・ウィズ・ミー>も同CFに起用される。そしてオリジナル・アルバム『ハート・オブ・マイン』を発表。90年、6作目『ソリッド・グラウンド』発表。ジャジーな新境地を開く。そして2曲の新曲を含む『グレイテスト・ヒッツ』を日本のみで発売。93年には通算7枚目のアルバム『ホエア・イズ・ラヴ』を発表。95年『ソウル・サヴァイヴァー』発売。96年には噂のあったジャズ・テイストのアルバム『ブルー・コンディション』を発表。98年アメリカで初のBEST盤『タイムライン』を発売。99年『カム・レイン・オア・カム・シャイン』をリリース発売。2001年「セイ・マイ・ネーム」を高橋真梨子に提供し、日本盤ベスト『エヴリ・タイム・セイ・マイ・ネーム・ソングマスター』をリリース。2002年竹内まりやのトリビュート企画に参加し、「カムフラージュ」をカバー。2003年には小田和正トリビュートに参加、「君にメリー・クリスマス・メリー・クリスマス」をカバー。2004年ベスト盤となる『ボビー・コールドウェル・ザ・ベスト』を発売し、ファースト及びセカンドも紙ジャケットにて復刻。2005年、6年ぶりのオリジナル・アルバム『パーフェクト・アイランド・ナイツ』がリリースされた。

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