全米アルバム・チャート、テイラー・スウィフトの『Midnights』が首位に返り咲く

今週の全米アルバム・チャート(Billboard 200)は、テイラー・スウィフトの最新アルバム『Midnights』が、新曲を追加した『Midnights (The Til Dawn Edition)』や、オリジナル『Midnights』のカラー・ヴァージョンのヴィニール盤、ツアー会場と公式ストア限定の『Midnights (The Late Night Edition)』の発売に伴い、先週の3位から再浮上して1位を獲得した。『Midnights』がトップに輝くのは昨年12月初め以来で、10月にリリースされてから非連続6週目の首位となった。
『Midnights』は5月26日から6月1日までの1週間で28万2,000ユニットを売り上げ、モーガン・ウォーレンの最新作『One Thing At A Time』(初週50万1,000ユニット)に次ぐ、現時点、2023年2番目に最多の週間セールスをマークしたという。
先週まで12週間連続で1位をキープしていたモーガン・ウォーレンの『One Thing At A Time』は2位に後退。3位に、リル・ダークの8枚目のスタジオ・アルバム『Almost Healed』が初登場した。彼にとって、リル・ベイビーとのコラボレーション・アルバム『The Voice of the Heroes』(2021年)を含め、6作目の全米トップ10ヒットとなった。
今週は、テイラーとウォーレンがそれぞれ2作をトップ10入りさせており、ウォーレンは前作『Dangerous: The Double Album』(2021年)が5位、テイラーは2019年にリリースした『Lover』が6位につけた。
.@TaylorSwift13‘s ‘Midnights’ returns to No. 1 on the Billboard 200 and has the second-largest week of 2023 for any album. https://t.co/wtI3rk5Ow1
— billboard (@billboard) June 4, 2023
Ako Suzuki