クエストラブのドキュメンタリーのおかげで、ハーレムでフェスティバルが復活

クエストラブが監督したドキュメンタリー映画『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』により<ハーレム・カルチュラル・フェスティバル>が再注目されたことで、2023年、それにインスパイアされたフェスティバル<ハーレム・フェスティバル・オブ・カルチャー>が新たに開催されることが決まった。
『Variety』によると、1969年に<ハーレム・カルチュラル・フェスティバル>が行われたのと同じ場所、現Marcus Garvey Park(当時Mount Morris Park)で来年夏に開かれるという。
『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』は高い評価を得て、アカデミー賞の長編ドキュメンタリー、グラミー賞の最優秀音楽映画、英国アカデミー賞の最優秀ドキュメンタリー、インディペンデント・スピリット賞の最優秀ドキュメンタリーなど数多くの賞を獲得した。クエストラブ個人でもクリティックス・チョイス・ドキュメンタリー・アワーズの監督賞を受賞した。彼にとっては、これが初監督作品だった。
新フェスティバルは、『Ambassador Digital Magazine』の編集長で、子供のとき<ハーレム・カルチュラル・フェスティバル>を観に行き、『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』にも出演したMusa Jackson氏が、Nikoa Evans氏、Yvonne McNair氏と共同開催するという。
詳細は今後、発表される。
On the heels of winning an Oscar for best documentary feature and a Grammy for best music film, @questlove‘s “Summer of Soul (… Or When the Revolution Could Not Be Televised)” continues to make an impact — this time with festival organizers. https://t.co/ax0U1n5AW9
— Variety (@Variety) April 13, 2022
Ako Suzuki