マムフォード&サンズ、バンジョー奏者のウィンストン・マーシャルが脱退

数ヶ月前、アメリカの極右思想のジャーナリストAndy Ngoの本を称賛(本人曰く推薦)したことで非難され、活動を休止していたマムフォード&サンズのギタリスト/バンジョー奏者、ウィンストン・マーシャルがバンドから脱退することを発表した。
マーシャルは今年3月、その報道姿勢で『Jacobin』誌からは“アメリカで最も危険なペテン師”とも表されたNgoの本『Unmasked: Inside Antifa’s Radical Plan to Destroy Democracy』を取り上げ、「ようやく、あなたの重要な本を読む時間が持てた。あなたは勇敢だ」とつぶやき、物議をかもした。
その後、謝罪し「自分が見えていないことについて考察したい」と、バンドの活動から離脱していた彼は、6月24日、新たな声明を出し、マムフォード&サンズからの脱退を表明した。「僕らは4人の別々の人間だが、世間は1つと見る」と、自身の問題にバンド・メイトを巻き込みたくなかったという。
マムフォード&サンズのメンバー、マーカス・マムフォード、ベン・ラヴェット、テッド・ドウェインは、「ウィン、君のこの先の幸運を祈っている。愛してるよ」と、コメントしている。
“Why I’m Leaving Mumford & Sons” by Winston Marshallhttps://t.co/JUraN3IDr3
— Winston Marshall (@MrWinMarshall) June 24, 2021
We wish you all the best for the future, Win, and we love you man. M, B & T. pic.twitter.com/EiXTIkxxL5
— Mumford & Sons (@MumfordAndSons) June 24, 2021
今回の件とは無関係だが、マーシャルは2016年に結婚した女優のディアナ・アグロンと昨年、離婚していた。
Ako Suzuki







