ラム・オブ・ゴッドのランディー、暴漢に襲われる

月曜日(11月9日)、メガデスとのアイルランド/UKジョイント・ツアーをスタートしたラム・オブ・ゴッドのフロントマン、ランディー・ブライズが日曜夜(11月8日)、翌日初日の公演が控えていたアイルランド、ダブリンでティーンエイジャーの集団に襲われた。幸い、怪我は大したことなく、公演は予定通り行った。
ランディーは公演後、SNSで事件のあらましを報告。真夜中、ホテル近くを散歩していたところ、5,6人のティーンエイジャーに出くわし、背後から棒のようなもので頭を殴られたそうだ。「数秒、星が見えた」という。運よく、通りがかったタクシーが気づき、クラクションを鳴らすことで彼らを追い払ってくれたため、これ以上酷いことにはならなかったが、眼鏡、帽子、電子たばこなどを失い、肘の切り傷と頭痛が残ったという。
ランディーは、タフな場所で育ち、これまで何度も危ない目に遭ったことがあるのに警戒を怠っていた自分がバカだったと、ほかの人々へも注意を促すと同時に、「野良どもは去勢するかマークしておいてくれ。なぜなら、次に連中が誰かを襲ったとき、その人物の頭は俺ほど固くなくて、殺してしまうかもしれない。あいつらは何かを盗もうとして俺を襲ったんじゃない。誰かを傷つけたかっただけだ。誰でもいいんだ。個人的な恨みじゃない。彼らが可哀そうになったよ」と親や行政に警告を発した。
彼のインスタグラムには、メッセージと共に美しい夜景の写真が投稿されたが、これを撮った直後、ティーンエイジャーたちに囲まれたそうだ。
お大事に。
ダブリンでの公演は、クリス・アドラー(Ds)がラム・オブ・ゴッドとメガデス両バンドのパフォーマンスを掛け持ちする初のショウだった。
また、ラム・オブ・ゴッドは2016年1~2月アンスラックスと北米ツアーを行うことを発表した。
Ako Suzuki







