キース・リチャーズ、本が大好きだった少年時代
キース・リチャーズの自伝の執筆が順調に進んでいるようだ。その中でキースが明かす秘話がもれ始めた。
キースは作家ジェームズ・フォックスとともにこれまでの人生を振り返っているが、そこで少年時代、音楽よりさきに本に興味を持っていたことを明かしたそうだ。彼が育った戦後の貧しい時代、教会と図書館が大きな影響力を持っていたという。
『The Sun』紙によると、キースはこう話している。「子供のとき、ものすごい影響力を持つ場所が2つあった。神に属する教会と俺らに属する図書館だ。図書館は素晴らしいイコライザーだ」
本好きという意外な面を持つキースは、第2次世界大戦やアメリカのロック・ミュージック史に関するレアな資料を含む何千もの書籍を所有しているそうだ。彼はかつて、メルヴィル・デューイが考案した図書の分類法“デューイ十進分類法”にもとづきそれらを整理しようとしたものの「えらい大変」なのであきらめたという。
書庫はべつにあるようだが、ゲスト用の寝室に彼のお気に入り本が置かれているそうだ。これがキース流おもてなし?
これまで知られることのなかったキースの一面が満載の自伝『Life』は10月に出版される。
Ako Suzuki, London







