ボニー:普通あり得ない組み合わせなんですけど、私がくっつけちゃいました(笑)。DJ
Mitsu the beatsくんとはまったく面識はなかったんですが、GAGLE(DJ
Mitsu the beats、HUNGER、DJ Mu-Rの三人からなるヒップホップ・ユニット)はすごいカッコいいなと思っていて。そのトラックを作っているMitsuくんには、以前から何かお願いしたかったんです。ミスティ・オールドランドの「Got
me a Feeling」は、最初から(アルバムに)入れたいと思っていて、Mitsuくんにお願いしたら、彼も原曲をすごい気に入ってくれていたから、トラックを作ってもらうことになりました。あと、原曲にはオマーがコーラスで参加しているんですけど、私一人でそれをやるのはちょっと寂しかったから(笑)、ここはひとつ男性のゲスト・ヴォーカルが必要だなぁって。オマーぐらい歌がうまくて、個性があって、聴くとみんなすぐにわかる、みたいにどんどん条件を絞り込んでいったら、平井堅さんぐらいしか思い浮かばなくて。で、自分の中で決まったら、すぐにお願いしました、携帯メールで(笑)。
──今回、非常に興味深かったのが、メジャーとマイナーの垣根を取り払ったコラボレーションを実現したことだと思います。