コクトー・ツインズ、再結成をキャンセル
来月LAで開かれるコーチェラ・フェスティヴァルで再結成を果たすはずだったコクトー・ツインズが、出演をキャンセル。しばらくの間、バンドとして再活動しないことを発表した。
’80年にスコットランドで結成されたコクトー・ツインズは、ヴォーカルのエリザベス・フレイザーの透明感のある歌声と幻想的なサウンドで多くのファンを掴んだものの、’98年に解散。解散の理由ははっきりと言及されなかったが、フレイザーとギタリストのロビン・ガスリーとの交際が関係していたのではないかと噂されていた。
しかしながらバンドは今年1月、コーチェラ・フェスティヴァルで再結成することを発表。その後ツアーを行なう予定があるとも明かしファンを喜ばせていたものの、急きょ「フレイザーの個人的な事情のため出演をキャンセルする」との声明がなされた。公式サイトcocteautwins.comには以下のような声明が掲載されている。「個人的な理由により、エリザベス・フレイザーが再結成に参加しないことを決定しました」バンドは、中心メンバーであるフレイザーなしで再結成することはできないと考えたようだ。「ご迷惑をおかけしたことを、ここにお詫びします。現在のところ、再結成の予定はありません」。
現在ソロで活動しているフレイザーは、先月、マッシヴ・アタックのコンサートにゲスト出演している。
Ako Suzuki, London







