環境メッセージを掲げたレディオヘッドのニューシングルがラジオで解禁
米国連邦議会ラジオ局の厳命により、番組の制作スタッフは、Radiohead待望のニューアルバム『Kid A』からカットされた1stシングル“Optimistic”を9月18日午後4時(米東部標準時)までじっと見守らねばならなかった。アルバムは10月3日米国発売。
このシングルのジャケットには環境破壊を警告するRadioheadのメッセージが記載されている。
「世界に見られる氷の溶解例;
喪失地帯レベル1 – 北極氷層地帯および北極海/1973年以降6%沈下、永久凍土14%減少、今後30年間で40%減少
喪失地帯レベル2 – グリーンランドおよびグリーンランド氷床/1993年より南部および東部氷端において1年に1メートル以上の速度で減少
喪失地帯レベル3 – 合衆国北西部氷河およびアラスカ/1982年以降約13キロ海岸線が内陸へ後退、1999年減退率25~35メートル毎日」
このデータに続き次の細目が付加されている。
「誰のせいでもない。自分が悪いことは分かっている。未来はどうなるんだろう? 身を隠し、清潔にして、白手袋をはめておくかい? 人類は問題を食い止めることができるだろうか? どうやって寝るんだ? やばい状態になったらどう説明する? 子どもたちに、何て言うんだ?」
記:Darren Davis、ニューヨーク







