対談 Little Tenpos & 大野由美子(Buffala Daughter)

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Little Tempo & 大野由美子(BuffaloDaughter)対談
写真:tommy & maaaaaatsu 3 デザイン:木本園子 常にどこにも属さないオリジナルなスタンスで活動しているリトル・テンポが海外のヴォーカリストをフィーチャーしたヴォーカル・アルバム『LittleTempo meets Voices of Flowers』を発売、そしてそれには同じようなスタンスでグローバルな活動を続けるバッファロー・ドーターの大野由美子がチェロ・パンで参加していると聞けば興味を持たない人はいないだろう。 佐々木育真(以下、佐々木):大野さんの前のバンドってなんていう名前だっけ? |
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佐々木:バッファロードーターは今はライブやってるの? 大野:今はね、レコーディング中だけど、後1週間ぐらいで完パケになるのでは、と。 SEIJI:ライブもバンバン向こうでやるんでしょう? 大野:うん、前の出したときは半年間は向こうだった。プロモーションで最初2週間だけヨーロッパで行って、その後2ヶ月アメリカ行って、ヨーロッパで1か月ライブ演ってその後日本に帰ってきて「はぁ?」って思ったら、もう一回6月にチベタンがあるからってアメリカ呼ばれたら、夏のライブが決まっちゃってて(笑)で、7、8とアメリカ回ったら、今度は評判が良かったから秋もやれっって言われて(笑)また秋に1ヶ月行ってきて。 SEIJI:じゃあまたアルバム出したらそうなっちゃうんだ? |
| 大野:今度は絶対いやだからって言ってあるけど・・・。やっぱりレーベルが向こうだから。もうね、アメリカ何周したかわからないぐらい(笑) 佐々木:大野さん達が向こうで活動するきっかけは何だったの? 大野:日本で、うちの音楽を聴いてくれる人が圧倒的に少ないって思ったから。でも世界的に考えたらもっといるんじゃないかと思って「例えばアメリカで活動始めたらどうかなあ」って事で。テープ送ったりもしてたんだけど。直接のきっかけはルシャス・ジャクソンの子にCDを渡したらルシャスの子がすごく気に入って、ビースティー(ビースティー・ボーイズ)に渡して、それで一緒にやることになったのね。 佐々木:なるほどねー。やっぱりアメリカとヨーロッパだと受け方が違う? 大野:アメリカはね、歌詞が面白くないと、とかすごいポジティヴな力がガーってでてないと、あんまり聴いてくれないの。だからちょっと難しい。 |
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| 佐々木:ヨーロッパのほうがやりやすい? 大野:ヨーロッパだとわりと雰囲気で見てくれるからね。私はヨーロッパのほうが好き、すごい繊細な部分もわかってくれるのね。でもアメリカはほとんどの人が、ただ単にライブで「オーッ」って言ったりお酒飲んで叫びたいっていう人だから。 TICO:食いモンがやっぱそうだから。 大野:そう、まさにそう。 SEIJI:そりゃステーキ食ってりゃそうなるよな。 大野:だからアメリカでやるライブとヨーロッパでやるライブは曲変えたりアレンジちょっと変えたりするもん。 SEIJI:大野さんはバッファローでパン(スティールパン)やったりしないんですか? 大野:今回のアルバムとか、歌詞は誰が書いてるの? 大野:一緒に演ってみたいバンドっている? ****大野由美子**** ****Little Tempo**** |









