【インタビュー】風男塾「俺たちと一緒に1歩踏み出してみよう、っていう気持ちになってもらえれば」

2025.10.20 18:00

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風男塾が10月15日に38thシングル「Frontier」をリリースした。

本作は初めてメンバー全員がラップに挑戦。「未来は誰にも分からない、だからこそ、 自分の力で勇気を持って切り拓こう」というメッセージを届ける、前向きな楽曲だ。ほか、失恋を歌う「Starlight」、シニカルな「クレイジーモンスター」も収録され、新たな風男塾の魅力を提示する。

今回BARKSでは、本作についてメンバー全員にインタビューを実施した。和気藹々とした雰囲気の中、彼らの魅力が伝われば幸いだ。

   ◆   ◆   ◆

──風男塾は大変歴史の長いグループですが、今のメンバーになったのは2022年の5月ですよね。約3年が経ちましたが、改めて今の風男塾がどんなグループで、どんな魅力があるのかというところを、リーダーの柚希さんからお話しいただけますか?

柚希関汰:風男塾としては9月24日で18周年を迎えて19年目に突入したんですが、一貫して唯一無二の男装アイドル、そして“人を元気にする”をモットーに活動してきました。今の7人になってからは3年が経つんですけれど、実は、同じメンバーで活動している期間としては、この18年で最長なんです。

──そうなんですね!

柚希:はい。この7人でずっと一緒に過ごして、ライブをして、風男塾として活動している時間が長いというのは、今の俺たちの一番の強みじゃないかと思います。過去の先輩方を知っているファンの方にも、この7人を見て「風男塾だ」と言ってもらえるように……と7人で頑張ってきたんですが、それが叶うようになってきて。すごく嬉しいですし、これからもまだまだ頑張っていきたいです。

▲柚希関汰

──天堂さんは、もともと風男塾のファンだったところからオーディションを受けて加入されたそうですが、では、天堂さんが思う“今の”風男塾の魅力って何でしょう?

天堂太陽:オールマイティーなところですね。もちろん過去の風男塾にも圧倒的なダンス担当、歌担当、ボケ担当……ってスキルの高い方々がいたんですけれど、今のメンバーってみんなダンスも歌もオールマイティーなんですよね。実際、今のメンバーは過去曲を一番多くやってるんですよ。風男塾の曲って、今、全部で160曲以上あるんですけど、たぶん、やってない曲って片手で数えられる程度。それぐらい今のメンバーは、何でもできちゃうんです。

──どんなタイプ・難度の曲もこなせるってことですね。では、歌やダンスといったパフォーマンススキル以外で“すごい”特技を持っているメンバーっています?

赤星良宗:俺が思うのは、やっぱり(葉崎)アランくん。韓国語、日本語、英語のトリリンガルは強い!

葉崎アラン:海外のファンの方もいらっしゃるので、英語を第一言語として喋る方とスンナリお話ができるのは、結構強みかもしれません。日本語が流暢な方多いんですけど、やっぱり「このライブのココが良かった!」っていう感情的な本音だったりは、英語で話されることが多いので。あとはフリーライブを通りすがりで見た海外の観光客の方に、どんなグループなのか説明できるとか。ただ、第一言語が韓国語なので、ときどき日本語で詰まっちゃうことがあるんですよ。しゃべってて「あれ? どう表現すればいいんだっけ?」とか。

赤星:で、こっちが「日本語ちょっと下手くそだよね」って突っ込んだあとに、あ、そっか! 第一言語じゃないのか!って気づくんですよね。

柚希:日本語が母国語じゃないのを忘れちゃうくらい日本語が上手いんですよ! でも、結構みんな地元でライブしたりできてるんですけど、まだ韓国には行けてないので……。

葉崎:だから、いつかソウルで凱旋公演をするのが夢ですね。

▲葉崎アラン

──では、そんなアランさんが思う“すごい”メンバーは?

葉崎:個人的にうらやましいのは、(凰紫)丈源くんの運動神経。俺は運動神経がホントに……アレなんですけど、彼は何のスポーツでも「やってみて」ってボールや道具を渡せば、すぐ平均以上にできるんです。

凰紫丈源:なんか気づいたらできるようになってました(笑)。基本的に体を動かすことが小さいときから大好きで、お父さんとか近所のお兄ちゃんたちにくっついて、遊んで怪我して帰ってくる感じだったんです。もう3歳のころから。なので、その経験が活きてスポーツでの身体の動かし方がわかるのかもしれないです。

──握力も50以上あるそうですね。

凰紫:そうなんです(笑)。ただ、おかげで身体の動かし方がスポーツ寄りというか、ガサツになりがちなところがあったりするので、宝塚歌劇の男役の方を見て、美しくカッコいい所作というのを学ばせてもらってます。

──なるほど。あと、胡桃沢鼓太郎さんは特技が和太鼓というのも珍しいですね。

胡桃沢鼓太郎:はい。もともと和太鼓の奏者をしていたので、風男塾のライブとかステージ上でも、よく和太鼓を演奏させていただいてます。和太鼓だけでなく、ドラムとかパーカッション全般大好きですね。

──個人的に、ドラムって最もできる・できないの差が激しい楽器だと思うんですよ。リズム感とか手と足をバラバラに動かせるかって、生まれ持ってのセンスが必要なので。

胡桃沢
いや、誰でもできますよ。自転車と同じなんで! みなさん、自転車漕ぐときにハンドル握るのとペダル踏むのと、無意識で全然違うことやってるじゃないですか。だから自転車乗れる方は、ドラム叩けます! 

葉崎:僕、自転車乗れない。つまりドラムが叩けないってこと……?

胡桃沢:え!……じゃあ、歯磨きしながらスマホいじれる人はできます!

▲胡桃沢鼓太郎

──今、お話聞いただけでも、個性豊かなメンバー揃いなことがわかりますが、ファンの方からは今の風男塾のどんなところが好きだと言われることが多いですか?

赤星:メンバーの仲の良さは、ライブ中にも出てるんじゃないかな。MCでも、歌ったりパフォーマンスしてるときでも、仲良すぎちゃって時間が押して怒られたりするんですよ。ファンのみんなも、今の風男塾の7人はすごく仲が良くて、あとは、7人が1つの目標に向かって頑張ってるのが見えるって言ってくれますね。ただ仲がいいだけじゃなく、目標も一緒なんだっていうのがわかるグループだから、すごく推してて楽しいって言っていただけます。

──その目標とは、ズバリ何ですか?

赤星:武道館に行くことです! そこに向かって俺たちも今、頑張っているので、それが見てくれているお客さんに伝わってるんだなと思うと嬉しいですね。

──なるほど。最新シングル「Frontier」も、そのための一歩なわけですが、今回も前作「To Future Me」(2025年6月発売)、前々作「exdreamers」(2025年3月発売)に続く、非常にメッセージ性の高いポジティブなナンバーですね。

英城凛空:やっぱり風男塾のモットーが“人を元気にする”なので、その根本はどんな曲であっても変わらないんですよ。今回の「Frontier」もメンバー全員がラップに挑戦したという意味では斬新な楽曲ではあったんですけど、歌詞を見ればすごく前向きになれるメッセージだったり“俺たちがいるから一緒に頑張ろうよ”ってことを伝えてるんですね。なので、これを聞いて、1人で抱え込まずに俺たちと一緒に1歩踏み出してみよう、っていう気持ちになってもらえれば嬉しいです。

──全員でラップに挑戦する姿を見せること自体が、ある意味ポジティブなメッセージになりますよね。

英城:そうですね。今までもカップリングでラップの曲はあったんですけど、表題曲でこれだけ全面にラップを押していくことは初めてなので。

赤星:俺もあんまりラップのパートを歌ったことがなかったので、俺自身にとっても挑戦だったし、風男塾としても挑戦的な楽曲だなとすごく思いましたね。

▲英城凛空

──じゃあ、今までに一番ラップパートを割り当てられることが多かったのは?

胡桃沢:僕ですね! 僕は“風男塾の非公式ラッパー”を、ずっと名乗ってるんですよ。特にラップ担当のメンバーは決まってないんですけど、僕、ラップが好きなんで。ラップがある曲だと意気込んでレコーディングに向かうのに、大体予選落ちするっていうのが僕のいつものルート。だけど最近、ちょっとずつラップのパートをもらえるようになってきて、メンバーも「非公式から公式にしてもいいんじゃない?」と。

柚希:プロデューサーに聞いたら? 非公式のままだと、ふなっしーみたいな感じだから(笑)。

胡桃沢:ここから、くまモンになれるか……? 今度、確認してまいります!

──ラップ、すごく堂に入ってましたよ。さすがオールマイティーだけあって、みなさん難なくこなしていて、その中で歌い出しを担当したのが凰紫さん。

凰紫:声が低いのもあって、俺も結構ラップを担当させていただくことが多かったから、自分も鼓太郎の後に続いてラッパー目指すぞ!みたいなところはあったんですけど、今回、歌い出しを当てられたときは「俺でいいんですか?」ってなりましたね。でも、任せてもらった以上は「Frontier」の明るくもカッコよくいてほしい部分を出せればと思って挑ませていただきました。ポジティブなだけじゃなく、クールだったり暗い部分もあるので、そこを暗くはなりすぎないように表現するには、どうしたらいいんだろう?と悩みつつ。

天堂:背中を押してくれる歌詞が多くて大好きなんですけど、Bメロには“人目が気になるとか 時間が足りないとか”って、現代のルッキズムに疑問を呈しているような部分もあるんですよね。それでも“未来は全て 誰も測れない”って言い切っちゃうのが、すごくカッコいい。

柚希:それこそサビ頭の“動き出せ今すぐに”っていう歌詞は、作詞の福島(貴夫)さんが伝えたいメッセージなんだろうなぁって、すごく感じたんですよ。迷ったり悩んだりすることって人間誰しもあるけれど、自分から動き出さないと前には絶対進めないから。この楽曲を聞いて、無理だとあきらめずに何かやってみようとか、明日から少しでもいいから変わってみようって思ってもらえたら嬉しいですね。自分自身もライブでやっていて、前向きな気持ちにさせてくれるというところも含め、このサビの歌詞にはすごく共感します。

凰紫:風男塾らしく、聞いている人の背中を押すような楽曲になっているので。特に現代のSNS社会だったり過去の失敗に囚われている人は、この曲を聞いて、自分の心に宿るスピリットを信じて踏み出してほしいです。

──ちなみに、ところどころに入っている英語詞に関して、葉崎さんは発音の指導とかされたんですか?

葉崎:特に「発音をこうして」って話はしてないですけど……。

柚希:いや、でもレコーディングがアランの後だと、自分は英語のところを1回聞かせてもらうんですよ。で、アランのテイクを聞いて、発音とか参考にすることは多いかもしれない。

赤星:でも、その通りには歌えないんですよね。

胡桃沢:カッコよすぎて「え?」って(笑)。

▲赤星良宗

──なるほど(笑)。「Frontier」はリリース前から、既にパフォーマンスされているんですよね。

英城:はい。リリースイベントで、一緒に盛り上がってほしいところをレクチャーしたりしてますね。ただ、最後のほうになると1人ひとり振り付けが違うパートがあるんですよ。みんなバラバラなので、もう本当に7回見ないとわかんない! だから、ファンのみんなは目が足りなさそうです(笑)。

──その振り付けは、それぞれ自分で考えたんですか?

英城:いえ、振り付けは振付の先生に振りをつけてもらったんですけど、ノリで変えてもいいような感じにしてくださっているので、今後また変わることもあるかもしれないです。ただ今回のリリースイベントでは、だいたい「Frontier」は撮影OKになっているんで、SNSを検索してもらえればパフォーマンスの映像がいっぱい出てきますよ。ファンの方が結構あげてくださっているので。

──MVのほうでは、ラップリレーをガッツリ見せるスタイルになっていますよね。

赤星:そうですね、今回のラップは1人がやったら次の人……って感じで、どんどん歌い繋いでいく方式なので。そうやって次々スライドしていくのは今までやったことなかったですし、その切り返しが自分で見ていても面白いです。ダンスでも「フリーで動いていいよ」と言われた部分があって、でも、俺、自分ではダンスが得意だと思ってないんですよ。で、1人前の撮影メンバーがアランくんで、彼はダンスメンだから、よし、何かいいとこ盗もう!って見てたんですけど……そんなすぐにできるものではなく(苦笑)。試行錯誤しながら自分なりに頑張ったので「良宗、頑張ってんな!」って、ちょっと温かい気持ちで見てほしいです。

天堂:ソロカットを撮影してから集合を撮るという順番だったので、入りはメンバーごとにバラバラだったんですよ。俺は撮影の順番が早かったので、ソロカットを撮ったときは陽射しが差し込むような感じだったのに、後半、みんなで踊るところを撮ったときは、もう、ほとんど夜になってたんですね。その明暗差というか、あったかい感じとそうでない部分の両方あるのが、すごく好きです。

──では、先ほど柚希さんも仰っていた“動き出せ、今すぐに”という歌詞にちなみ、動き出して良かった!と実感した経験を教えてほしいです。ただ、きっと一番は風男塾のオーディション受けたことだと思うので、それ以外で。

葉崎:“良かった!”なのかはわからないですけど、電車が遅延してたときに他のルートを調べてたんですよ。でも時間がかかるし、もう、とりあえず動こう!って、家を出て目的地まで歩きました。なんとか少しだけの遅刻で済んで良かったです。

胡桃沢:物理的な“動き”なんだ(笑)。

凰紫:顔が濃いからなのか、昔から外国人の方に話しかけられることが多いんですよ。で、ちっちゃいときはパッションで英語を話してたんですけど、やっぱり伝えたいことが上手く伝えられなくてもどかしかったたから、最近ちゃんと英語の勉強を始めたんです。そしたら自分の感情を伝えられるようになって、より話しかけてくれた方と仲良くなれるようになったのは、自分の中では大きかったです。言葉の壁を乗り越えました!

──素敵なお話です。そして、カップリングにはバラードの「Starlight」に、シニカルな「クレイジーモンスター」と、まったくタイプの違う2曲が収録されています。「Starlight」はスローな曲なのに、なぜかダンスが結構しっかり入るようなイメージが個人的にあったんですが、実際はどうなんでしょう?

英城:振り入れはまだなんですよね。ただ、そこはダンスの先生に濁されたんです。「これは踊るんですか?」って聞いたら「どうだろう?」って。

柚希:基本はソロボーカルを繋いでいく曲で、全員で歌うパートは本当に少ないから、サビとかでは踊る気がしますね。風男塾って全員でユニゾンする歌が多いグループなのに、こうやってサビでソロボーカルをがっつり聞ける歌がやれるのも、今の風男塾の魅力じゃないかな。ラップだけで魅せる表題曲もそうですけど、風男塾の音楽を作っている方も言ってくださるんですよ。「今の7人だから、こういう曲にチャレンジしてほしい」って。

──Bメロのハモリも緻密ですよね。低音と高音を1人ずつ担当して、途中で主旋律とハモリをチェンジするという。

凰紫:1番は自分が低音、(英城)凛空が高音で。

天堂:2番は(柚希)関汰くんが低いとこ、俺が高いとこを歌ってます。

胡桃沢:後半のラップっぽいパートは、僕が歌うのになんだか僕に合わない……ってことになって、レコーディング当日に「鼓太郎が歌ってカッコよくなるような感じに」と、その場でメロディラインを変えてくださいました。僕的に、この曲の歌詞ってドラマでもいいくらいのストーリーだと思うんです。で、僕が歌うパートは最終話の直前みたいな、自分の感情と向き合わなきゃいけないタイミングのイメージだったんで、自分の状況と心の中の噛み合わなさにもがく様を表現しようと、高低差をつけるような歌い方をしました。前に出すような声の出し方、僕の声だと結構珍しいんですよ。

赤星:失恋ソングみたいな曲は過去にもあるんですけど、どれも最後は「でも、頑張るぞ!」っていう明るめのテンションで終わるんですね。それが今回の「Starlight」は、もう手が届かない場所に行っちゃった!という感じで、そこに“Starlight=星の光”っていう手の届かないものを重ねているのが、すごく切なくて! 今まで元気系の曲を歌っていたのが180度違う楽曲だったので新鮮でしたし、グッと感情移入できるような曲だったので、ファンのみんなも何か嫌なことがあったり、思いっきり泣きたいときには、この曲を聞いてスッキリしてほしいです。

▲天堂太陽

──一種のカタルシスですね。一方「クレイジーモンスター」は非常にシニカルな曲で、途中に出てくる笑い声が相当インパクトあったんですが、あれはどなたが?

葉崎:1番の失笑が俺で……。

柚希:2番の化け物みたいなのが俺ですね。

葉崎:俺、レコーディングの順番が早くて、音楽プロデューサーの方に「笑い声を誰にしようか?」っていう話をされたんです。それで俺が関汰を推薦したんですよ。仮歌を関汰が入れてくれてて、そこに入ってた笑い声がカッコよかったから。

柚希:仮歌の前に聞かせてもらったデモの段階で、もう笑い声は入っていたから、俺のオリジナルってわけじゃないんですけどね。

葉崎:で、推薦はしたものの、その日のうちにラフミックスをもらって聞いたら「あれ? 化け物……?」って一回止めましたよ。推薦したのはカッコいい笑い声だったのに!

柚希:まぁ、仮歌と本番は違うので。めちゃくちゃキャッチーで振り付けもコミカルな曲なんで、ライブではどうなるだろうね……? ファンのみんなが笑ってくれなかったら、ちょっと心がしんどい!

──つまり、ライブでも同じように笑ってもらえる?

柚希:はい。百発百中で出るんで。あの笑いは。

天堂:振り付けには、芸人さんのネタをモチーフとした動きも結構散りばめられてるんですよ。中でも一番頑張ってるのが凛空くんで、1人センターでジョイマンさんみたいな振り付けを……。

英城:“na na na na…”って歌詞が僕のパートなんで“まさかな”って嫌な予感してたら! ジョイマンさんの映像をあんなに見ることになるとは思いませんでした。

天堂:しかも、練習の回数を重ねるたびにジャンプ力が高まってる(笑)。

英城:急に曲中でやるとなると、結構難しいんですよ。2回のジャンプでジョイマンさんらしさを出すには、どうしたらいいのか……!

葉崎:“キラキラアイドル”で売ってる凛空が、そんな悩みを抱えて頑張ってるのが面白い(笑)。

天堂:他にもダチョウ倶楽部さんだったり、オリエンタルラジオさんだったり、小島よしおさんだったり、本当にいろいろな芸人さんのネタが組み込まれてます。ダチョウ倶楽部さんの“俺が、俺が!”のところでは、ファンのみんなにも一緒に手をあげて跳んでほしいですね。

柚希:きっと10月11日のSHIBUYA DIVEでの定期公演で初披露すると思うので。(取材は10月初旬)

▲凰紫丈源

──月に1回の定期公演を、去年から始めているんですよね。

柚希:はい。例えば15周年のときは47都道府県でライブをするとか、毎年「今年はこういう年にしよう」という目標を決めて活動しているんですね。で、47都道府県を回り終えて、また7人でどう成長していくか?ってことを考えたときに、じゃあ、月に1回の定期公演でライブ力、パフォーマンス力を上げていこうと。2024年はメンバーの生誕祭だったりもやりながら、今年はゲストさんをお迎えしてのツーマンだったり、いろんなファンの方に知ってもらいたいっていう思いも込めてやってます。

──9月からは全国を回るライブツアー<Dynamic>も並行して行っていて、ファイナルが11月24日の東京・GARDEN新木場FACTORYになりますが、ここでまた何か次の展開が発表されるんでしょうか?

英城:今の時点で何も聞いてないんですけど、何か僕たちにサプライズがあったら嬉しいですね!

葉崎:急に映像が流れてね。

胡桃沢:いつかやってみたい!

英城:ファイナルの前日には、ちょっと遅めのハロウィンパーティーもさせていただきます。風男塾のハロウィンパーティーって、毎年ファンにも好評なんですよ。衣装とかもこだわって作っているので、結構クオリティの高いものができるんじゃないかと思いますし、なんせ会場がファイナルと同じ場所で広いんで! いつもと違うことをやるかもしれないし、ぜひ、たくさんの方に来てほしいです。

柚希:今回は『鬼滅の刃』をテーマにやるって決まってますので。まだ言えないこともいろいろあるので、楽しみにしていてください!

取材・文◎清水素子

◾️「Frontier」
2025年10月15日(水)

○初回限定盤A[CD+DVD] 
価格:¥1,700 TECI-981
・CD収録内容
1.Frontier
2.Starlight
3.クレイジーモンスター
・DVD収録内容
「Frontier」 MUSIC VIDEO、「Frontier」 MUSIC VIDEO MAKING MOVIE

○初回限定盤B[CD+DVD] 
価格:¥1,700 TECI-982
・CD収録内容
1.Frontier
2.Starlight
3.クレイジーモンスター
・DVD収録内容
特典映像
背景はメンバーでWall Paint!? オリジナルポストカードをつくっちゃおう!

○通常盤[CDのみ]
定価:¥1,300 TECI-980
・CD収録内容
1.Frontier
2.Starlight
3.クレイジーモンスター
4.Frontier (Instrumental)
5.Starlight (Instrumental)
6.クレイジーモンスター (Instrumental)

■ライブ情報

○<月刊 風男塾2025【11月公演】>
2025年11月8日(土)東京/ SHIBUYA DIVE
≪1部≫復活!!マブダチ100人出来るかな vol.10
【時間】開場12:30/ 開演 13:00
【ゲスト】B2takes
【チケット】全自由 ¥4,000
・税込/入場時別途ドリンク代必要/整理番号順入場
・6歳未満入場無料・小学生以上有料/小学生以下は要保護者同伴

≪2部≫風男塾LIVE2025~子月~
【時間】開場17:00/ 開演 17:30
【チケット】一般 ¥5,500 / 学割チケット ¥4,000
・税込/入場時別途ドリンク代必要/整理番号順入場
・6歳未満入場無料・小学生以上有料/小学生以下は要保護者同伴
※学割チケット:中学生以上は学生証、小学生はマイナンバーまたは保険証など公的身分証を受付にて要提示

○<風男塾ハロウィンパーティー2025 ~風滅の刃・無限庭新木場工場編~>
2025年11月23日(日)東京/ GARDEN新木場FACTORY
【1部】開場 13:30/ 開演 14:00
【2部】開場 18:00/ 開演 18:30

【チケット】
全自由¥5,500

○<風男塾LIVE TOUR 2025 FINAL~Dynamic~>
2025年11月24日(月・祝)東京/ GARDEN新木場FACTORY
時間:開場 15:00/ 開演 16:00
チケット発売中