マリリン・マンソンのドラマー、ケガにも関わらずライヴ全開

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Marilyn Mansonのドラマー、Ginger Fish(本名Kenny Wilson)は、鎖骨を骨折してからわずか3日後の11月28日(火)、デトロイトのState Theatreに姿を現し、90分のライヴを最後まで元気にこなした。観客はFishを大喝采で迎え、普段は無口なMansonさえも感動させたほどだ。

Mansonは3000人の観客に向かって、こう言った。
「普段はここで、どれくらいすべてのことが嫌いかを話すんだけど、ぜひ鎖骨を骨折していながら演奏してくれてるGingerにおまえらから礼を言ってくれ。……さて、嫌いなモンの話に戻ろうか」

Fishは、11月25日(土)のニューヨークでのライヴのエンディングで、Mansonがドラムセットを壊しているときにドラム台から落ちて鎖骨を折った。

LAUNCHに伝えられたバンド内部からの情報によると、Fishは鎖骨が2本あるという珍しい体質のため、普通の鎖骨が1本の人にくらべてダメージが少なかったのだという……。それはともかく、Fishの骨折以来、初めてとなった28日のショウでは、さすがにエンディングで定番の楽器壊しは行なわなかった。

Fishの奮闘と同様、Mansonの新アルバム『Holy Wood (In The Shadow Of The Valley Of Death)』も応援が必要なようだ。Billboard 200アルバムチャートで先週、初登場13位を記録したが、今週のチャートでは60位まで落ちてしまった。関係者によれば、この週の売上は、発売第1週での売上、約11万7000枚の半分にも及ばなかったという。

Gary Graff、デトロイト、Neal Weiss、ロサンゼルス
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