グレン・ヒューズ「アイオミを手伝おうとしただけで、ブラック・サバスには加入したくなかった」

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グレン・ヒューズは、80年代半ば、短期間ではあるがブラック・サバスに加入し、アルバム『Seventh Star』(1986年)のレコーディングとツアーに従事したが、レコーディングに参加した当初の目的は全く違うもので、ブラック・サバスのメンバーになるのは本意ではなかったという。

◆グレン・ヒューズ画像

ヒューズは、『In The Trenches with Ryan Roxie』ポッドキャストでこう語った。「トニーは1985年、ソロ・アルバムを作るつもりだった。俺と、俺の大事な友人ロニー・ジェイムス・ディオとロブ・ハルフォードがそれぞれ数曲ずつ歌うはずだった。トニーとハリウッドにあるチェロキー・スタジオに入ったのは俺が最初だった。初日、俺はいくつかの曲を作り、歌った。そしたら翌日、彼から戻ってくるよう頼まれたんだ。それがずっと続き、結局、俺はそのソロ・アルバムの唯一のシンガーとなった」

「最後の曲をやってるとき、当時トニーのマネージメントをしていたシャロン(・オズボーン)の父、ドン・アーデンと(レコード会社の)ワーナー・ブラザーズが、このアルバムはブラック・サバス ft. トニー・アイオミにすべきだって提案したんだ。それで、トニー・アイオミのアルバムではなくなった。ブラック・サバスのアルバム、『Seventh Star』になったんだ」

「ブラック・サバスの一員になるのは、俺がやりたかったことじゃない。俺は、ソロ・アルバムを作るトニーを手伝おうとしただけだ。でも、トニーと一緒に仕事するのは楽しかった。トニーとは3枚のアルバムを作ってる。もっと続いてほしい」


ふたりは『Seventh Star』後、2004年にリリースされた『The 1996 DEP Sessions』と、翌年発表のアルバム『Fused』で再度コラボした。

Ako Suzuki
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