DJプレイ時のライティングと音楽の完全シンクロを実現するSoundSwitch

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DJ照明コントロールソフトウェアおよびハードウェアのリーディングプロバイダーであるSoundSwitch社がSoundSwitch ver2.3を発表した。

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DJライティング業界初の機能であるPhilips Hueスマートライティングとの統合により、スマートホームの照明をコントロールし、同期させることができる。また今回のアップデートでは、ライブオーバーライドFX、新しいオートスクリプト・プリセットを導入したほか、多数のUI改善と機能強化を行った。


新しいPhilips Hueインテグレーション機能により、Philips Hueスマートホーム照明をDJセットで簡単にコントロールすることができ、ライブ配信のビジュアル強化やスマートホームをナイトクラブに様変わりさせることが可能だ。SoundSwitchをエンターテイメントエリアに接続し、DJコントローラーで再生ボタンを押すだけで、音楽に合わせて照明が自動的に点滅したり、色が変わったりする。SoundSwitchを使い慣れたユーザーは、DMXとPhilips Hueの照明器具を同時に使用して、民生用とプロ用の照明器具を組み合わせた魅力的な環境を作ることができる。


新しいライブオーバーライド・エフェクトは、動き、カラーHUEフィルター、カスタマイズ可能なカラーオーバーライド、Static Looksのデュアルカラー、グループ強度マスター、ムービングヘッドポジションのオーバーライドを即座にコントロール可能。これらのエフェクトは、任意のMIDIコントローラーまたはスクリーン上のボタンを使って起動することができ、ライティングエフェクトをその場でコントロールすることができる。またStatic Looksは完全にカスタマイズ可能で、ユーザーのセットアップ内の各照明器具に対して個別にカラーとコントロールを選択することができる。

さらにオートスクリプト機能がアップグレードされ、ハウスやテクノ、トラップやエレクトロなどのジャンルに対応した新しい自動アルゴリズムや、様々なタイプのイベントに対応した照明オートメーションスタイルが追加。新旧のオートスクリプトのプリセットとスタイルは、Gigbar Moveをはじめとしたすべてのフィクスチャタイプに適用される。これらの新しい自動化アルゴリズムにより、ユーザーはより多様なライトショーを楽しむことが可能だ。


SoundSwitch 2.3では、コピー&ペースト機能の拡張、ワークスペースの選択オプション、MIDIコントロールのToggle/Press設定など、多くの新しいUIとUXの改善が行われた。またユーザビリティの向上とワークフローの効率化のために、ユーザーインターフェースも更新された。

加えてSoundSwitch v2.3では、以下のような重要な機能強化が行われている。

● インポート&エクスポートを含む新規プロジェクトのワークフロー
● 4プレーヤー+ミキサーのStagelinQ対応
● ワークスペースズームのUIコントロールを追加
● コピー/ペースト/選択ワークフローの改善
● デフォルトデータの更新
● 新しいデフォルトのオートループ
● 設定済みのGigbar Moveプロジェクト
● オートメーションは、フィクスチャグループ内のフィクスチャとすべてのフィクスチャタイプに効果を適用します。
● 数々の操作性と安定性の向上


SoundSwitchのプロダクト・オーナーであるマット・ワトキンスは次のように述べている。「PhilipsHueスマートライティングとの統合はDMX照明の経験がないライブストリームに照明を追加しようとしているDJにとって、参入のハードルを大幅に下げるものです。既存のSoundSwitchユーザーは、今回のリリースで彼らのリクエストや改善が数多く実装されていることに興奮するでしょう」。

◆ SoundSwitch オフィシャルサイト
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