レッド・ツェッペリン、「天国への階段」著作権裁判が開始
レッド・ツェッペリンの代表作の1つ「Stairway To Heaven」(1971年)の著作権をめぐる陪審裁判が火曜日(6月14日)、米LAの連邦裁判所でスタートした。
初日の公判には、ジミー・ペイジとロバート・プラントも出席した。2人は、「Stairway To Heaven」のイントロが、1967年にアメリカのバンド、スピリットが発表したインストゥルメンタル・トラック「Taurus」に酷似していると、スピリットのギタリストで「Taurus」の作者、故ランディ・カリフォルニア(本名ランディ・ウルフ)の遺産管財人から訴えられており、この日は2つの曲の様々なヴァージョンが流されたという。
原告の弁護士は、ペイジとプラントは「素晴らしいパフォーマーでミュージシャンであるが、他の人の音楽をカバーし、自分たちのものにしようとした」と主張。ペイジとプラントの弁護士は「「Stairway To Heaven」は「Taurus」を使ったわけでもコピーしたわけでもなく、独自に創られた」と反論したという。
BBCは、公判でのペイジとプラントはリラックスした様子で、ペイジは「Stairway To Heaven」が流れると目を閉じ、そっとうなずきながら聴いていたと伝えている。
公判は4~5日間続く予定。ジョン・ポール・ジョーンズがバンド側の証人として出席するといわれている。
Ako Suzuki
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