プリンス、死後数時間で全米アルバム・チャートの1、2位独占

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プリンスが亡くなったとのニュースが流れてすぐ、彼のアルバムのセールスが急上昇し、集計が締め切られるまで数時間しかなかったにも関わらず、最新の全米チャートの1,2位を独占した。

◆プリンス画像

1位に輝いたのは、2001年にリリースされたベスト盤『The Very Best Of Prince』。前週に比べ10,000%も売り上げが伸びたという。そして、名作『Purple Rain』(1984年)が3,101%セールスを上げ、2位につけた。

プリンスのアルバムが全米1位を獲得するのは、2006年の『3121』以来。『Purple Rain』(1984年)、『Around The World In A Day』(1985年)、『Batman』(1989年)、『3121』に続く5枚目となる。『The Very Best Of Prince』は発表されてから3年後に100万枚のセールスを突破したものの、2001年8月にチャートに初登場したときは66位だった。

今週のトップ10には、この2枚のほか、コンピレーション・アルバム『The Hits/ The B-Sides』(1993年)も6位に再エントリーしたという。

英国でも同じように、プリンスの作品が再注目を浴び、訃報から集計が締め切られるまでの数時間でベスト・アルバム『Ultimate Prince』(2006年)が10位に再エントリーした。全英でも、プリンスのアルバムは今週金曜日夜(4月29日)発表されるチャートで1位を飾る可能性が高いという。

Ako Suzuki
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