ラーズ、ディープ・パープルの殿堂入りに「ハレルヤ!」

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ディープ・パープルをロックの殿堂入りさせろと訴え続けてきたメタリカのラーズ・ウルリッヒ(Dr)が、ようやく実現し、喜びをあらわにした。

彼はRadio.comにこう話したという。「彼らは多分、9歳で初めて聴いたときから、俺の身体の中で音楽面での基本的な支柱であり続けている。みんな、俺が“彼らのロックの殿堂入りが遅すぎる”って言ってきたのを耳にしていると思う。でも、やっとだ。ハレルヤ!」

「ディープ・パープルはすごいライブ・フォースだった。テクニックの面で達人として知られ、彼らのライブは毎晩、違うんだ。前の夜とも違うし、次の夜とも違った。伝説の衝動力、予測不可能なリッチー・ブラックモアは、いつだってバンドを違う方向へ導いていた。メンバーの間に興味深い押しと引きがあり、ジャズの領域へ踏み出す夜もあった。ほかとは全く違うものだった」

「ツェッペリンはややもっとブルースを基調としていたし、サバスはよりヘヴィなブルースってタイプだった。ディープ・パープルはそれとは別のところからきている。あの時代、比類なきテクニックを持っていた」

ラーズは今週金曜日(4月8日)NYで開かれるロックの殿堂入りセレモニーにスペシャル・ゲストとして出席する。ディープ・パープルのプレゼンターを務めるのではないかと推測されている。

2016年は、ディープ・パープル、チープ・トリック、シカゴ、スティーヴ・ミラー、N.W.A.が殿堂入りする。現在のところ、ラーズのほか、ケンドリック・ラマー、ザ・ブラック・キーズ、マッチボックス・トゥエンティのロブ・トーマス、キッド・ロックらの出演が告知されている。

Ako Suzuki
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