メタリカ、新作のプロデューサーは?

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ニュー・アルバムの制作をスタートしたメタリカは、まだ正式にプロデューサーの名前を明かしていないが、カーク・ハメット(G)によると、本決まりではないものの、グレッグ・フィデルマンになりそうとのこと。彼はすでにバンドと一緒にスタジオへ入っているそうだ。

◆メタリカ画像

『Alternative Press』のインタビューでプロデューサーについて問われたハメットは、こう答えた。「大部分、グレッグ・フィデルマンとやってるよ。最終的にどうなるか、わからない。(でも)これまで、ほかのプロデューサーは入れてないし、いまになって誰かを呼ぶとは思えない」

フィデルマンは、前作『Death Magnetic』にエンジニアとして参加し、メタリカがルー・リードと制作した『Lulu』でプロデューサーを務めた。彼のプロデュース作品はこのほか、スレイヤーの『Repentless』『World Painted Blood』、スリップノットの『.5: The Gray Chapter』などがあり、ブラック・サバスの『13』。アデルの『21』、レッド・ホット・チリ・ペッパーズの『I’m With You』などでエンジニアとしてクレジットされている。

ハメットは、フィデルマンについて「グレッグと一緒に仕事するのはホント楽しいよ。ちょっと親方的にもなりえるけど、彼はちゃんと人の話を聞く。人を怒らせることなく、服従させる方法を知っている」

メタリカは、スタジオへ入ったものの、新作の完成はそれほど急いではおらず、ゴールは年内だという。

Ako Suzuki
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