クイーン「ボヘミアン・ラプソディの意味? わからないね」

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クイーンの「Bohemian Rhapsody」は、フレディ・マーキュリーが同性愛者であることをカミングアウトした曲だと推測する向きもあるが、ブライアン・メイとロジャー・テイラー両者とも歌詞の本当の意味はわからないそうだ。

◆クイーン画像、「ボヘミアン・ラプソディ」映像

フレディのバイオグラフィー『孤独な道化』を執筆したレスリー・アン・ジョーンズは、異性愛者の仮面をかぶる自身を殺し、真の自分を受け入れたことを公けにした曲だと示唆したが、ブライアンはBBCにこう話した。「なんのことかって? 僕らの誰もわからないよ。僕が知る限り、フレディはそのことについて話さなかったし、それを望んでもいなかった。そうあるべきだ」


「彼の心の中には何か思うことはあったんだろうけど、彼はこういった魔法のかけらをスピンするのが大好きだった。現実を少し、ファンタジーを少しってね。誰かがそれを解き明かそうとしたって、上手くいくことはないよ。あの歌詞に何が込められているのか、知る由もないんだから」

ロジャーも、「いつも訊かれるけど、答えはない」と話した。

ブライアンは以前、「いろんな解釈ができるのをフレディは楽しんでいたと思う」「Bohemian Rhapsodyに対して僕自身の考えやフィーリングはあるけど、それを話すのは嫌だ」とコメントしていた。

フレディがいない今、真相が明かされることはない。彼が存命していたとしても、語っていたとは限らないが。


Ako Suzuki
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