メタリカ、ラーズ解雇騒動を語る

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メタリカのカーク・ハメット(G)が、1980年代半ば、バンドがラーズ・ウルリッヒ(Dr)を解雇しようとしていたとの噂について語った。解雇とまではいかずとも、当時、ラーズのことで腹を立てていたのは事実だという。

◆メタリカ画像

アメリカのラジオ局PYX 106のインタビューで、噂は本当だったのかと問われたハメットはこう答えた。「あれはさ、昔のことだよ、わかるだろ。ある時期、俺らはラーズにムカついていた。多分、1985年くらいだな。俺ら、ハッピーじゃなかったし、誰かに何か不満を漏らしたんだろう。で、その人物はそれを察し、実際より大きくしちまったのかもしれない…」

「正直言って、(ラーズは)すごく意欲的だ。そこが、俺があいつを愛している理由の1つだ。あいつの意欲や原動力っていうのはすごく激しいんだよ。わかるだろ」

この噂が広まったのは、2009年、ある人物が『Rolling Stone』誌のインタビューで話したのがきっかけだった。ただ、彼もほかの人物から聞いたと、別のミュージシャンの名を挙げていた。

メタリカは今月初め、ニュー・アルバムの制作のためスタジオに入ったと、ファンに報告。ハメットは「早くできるときもあるし、そうじゃないときもある。まあ、多分、2016年のうちに出せるだろう」と話した。


Ako Suzuki



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