全英シングル・チャート、アデルが初登場1位
今週のUKシングル・チャートは、アデルの3年ぶりの新曲「Hello」が初登場で1位に輝いた。リリース後1週間のセールス(ストリーミングの数も含む)は33万3,000枚。これは、2012年12月、『The X Factor』で優勝したジェイムス・アーサーのデビュー・シングル『Impossible』(49万枚)以来の最大数となる。「Hello」は1週間で732万回がストリーミングされ、最近更新されたこれまでの最高回数、ジャスティン・ビーバーの「What Do You Mean」の387万回を大きく上回った。
◆アデル画像
2位にはそのジャスティンのニュー・シングル「Sorry」がチャート・イン。ドレイクの「Hotline Bling」が4位から3位へ再浮上した。今週新たにトップ10入りしたのは、アデルとジャスティンのみだった。
アルバム・チャートは、ファイヴ・セカンズ・オブ・サマーの2nd『Sounds Good Feels Good』が初登場で1位を獲得。彼らにとって初のUKナンバー1となった。
先週に続き、秋のリリース・ラッシュ真っ只中の今週は5位まで新作が占めた。ブライアン・アダムスの13枚目のスタジオ・アルバム『Get Up』が2位、アンドレア・ボチェッリの『Cinema』が3位、ザ・ビューティフル・サウスのポール・ヒートンが元バンド・メイト、ジャクリーン・アボットとコラボした『Wisdom Laughter And Lines』が4位、アイルランドのベテラン・シンガー、ダニエル・オドネルがハンク・ウィリアムスをカヴァーした『The Hank Williams Songbook』が5位にチャート・インした。
このほか、ハーブを奏でるシンガー・ソングライター、ジョアンナ・ニューサムの4枚目『Divers』が10位に初登場している。
Ako Suzuki
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