テイラー・スウィフト、カニエ・ウェストに助言「ステージに上がるべきだった」
グラミー・アワーズで、ベックのアルバム・オブ・ザ・イヤー受賞に抗議しようとし寸前のところでとどまったカニエ・ウェストに対し、数年前同様の行為でスピーチをめちゃくちゃにされたテイラー・スウィフトは「やるべきだった」と彼に話したそうだ。
◆テイラー・スウィフト画像
カニエは、アメリカのラジオ番組『On Air with Ryan Seacrest』でこう語ったという。「あの後すぐ、文字通りすぐ後に、テイラー・スウィフトが俺のとこへ来て、ステージに上がるべきだったって言ったんだ。俺の人生でこれほど皮肉なことはないよ」
テイラーはグラミーのバックステージでカニエと談笑する姿が見られたが、2人はこの後、コラボも計画中だという。「彼女はスタジオへ入りたがっている。俺ら、絶対にやるつもりだ。俺は、素晴らしい視点や考え、ファン層を持ってるアーティストなら誰とでもスタジオへ入りコラボしたいって思っている」
「それがビヨンセであれテイラー・スウィフトであれ、ジェイ・Zやベックだったとしても、もし俺がスタジオでなんらかのエネルギーやアドバイスを与えることができ、彼らもそれに応えてくれるのなら、俺は一緒にやりたい」
カニエはまた、ベックの受賞を批判したことに対し「ベックはこの業界で最高にいい奴の1人だし、最もリスペクトされてるアーティストの1人だ」「彼は芸術性をリスペクトしている。でも、俺は…、これは俺の意見だが、彼はちっとも悪くないが…、グラミーはときどき、受賞すべきじゃないって思う人たちに賞を与えることがある。俺はそれが言いたかったんだ」と話した。
カニエは、セレモニーでベックのスピーチを邪魔しようとしたのは冗談で済ませたが、その後のインタビューで、「ベックは芸術性をよりリスペクトする必要があるし、ビヨンセに賞を譲るべきだ」などと発言していた。
Ako Suzuki
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