クイーン「僕らはトリビュート・バンドじゃない」
クイーンがアダム・ランバートをフロントマンに迎え活動を継続することに不満を持つ人達もいるようだが、メンバーは「フレディ・マーキュリーも承認したと思う」とアダムの起用を擁護した。
◆クイーン画像
ブライアン・メイは英国の新聞『Sunday Telegraph』紙のインタビューで、「僕らはトリビュート・バンドじゃない。考えるまでもない」「フレディとアダムは人生に対する姿勢、ユーモアのセンス、軽いタッチの応対など、とてもよく似ている。クイーンにはシリアスな面があるが、ちょっとしたユーモアがみんなの正気を保っている」と話した。
また、ロジャー・テイラーは「彼(フレディ)は承認したと思うよ。僕は、彼はアダムを気に入っただろうって思っている」と続けた。
「僕らはクイーンを作り、それに力を注いできた。僕らの一部であり、僕らはその一部だ。いまだ、フレディが僕らと一緒にいるように感じている。彼の音楽はいつでもそこにあるし、ステージにも登場しているんだから」
大晦日ライブで盛大に2015年の幕を切ったクイーンは、火曜日(1月13日)、UK/ヨーロッパ・アリーナ・ツアーをスタート。2月末まで続く。次はアルバムの制作が期待される。
Ako Suzuki
この記事の関連情報
クイーン『伝説の証 - ロック・モントリオール1981』、5月10日に発売決定
【ライブレポート】クイーン+アダム・ランバートのライブに見る、歴史と現在の先にあるもの
【ライブレポート】クイーン+アダム・ランバートによる壮大なロック美学
クイーンのトリビュートバンド・GOD SAVE THE QUEEN、5月にジャパンツアー
GLAY、クイーンのドームツアー札幌公演にスペシャルゲストで出演決定
トニー・アイオミとブライアン・メイ、「Paranoid」をジャム
『第74回NHK紅白歌合戦』曲目が決定
ポール・ロジャース「フレディ・マーキュリーの代わり、簡単ではなかった」
ブライアン・メイ、フレディ・マーキュリーの遺品オークション「悲し過ぎて見られない」