クイーン、フレディのボーカル入りチャリティ・シングルをリリース
クイーンが、コカ・コーラが(RED)と提携しスタートしたエイズ撲滅キャンペーン<Share The Sound Of An Aids Free Generation>に参加し、フレディ・マーキュリーのボーカルをフィーチャーした未発表曲をリリースした。
◆クイーン画像
同キャンペーンはHIVの母子感染を終わらせるのを目的に、毎週、トップ・アーティストによる新しい音楽をリリースし、売り上げをGlobal Fundに寄付する。
クイーンは、ウィリアム・オービットがこのキャンペーンのためにミックスした「Let Me In Your Heart Again」を提供。ブライアン・メイは「世界が、我々の愛するフレディを失ってから23年が経つ。この期間、我々はエイズとの闘いにおいて目覚ましい進歩を遂げた。しかし、治療可能とまでは至っていない。それを確実に手に入れなくてはならない。ロジャーと僕は、フレディのパワフルなヴォーカルが再び世界をインスパイアすることを願い、誇りを持ってこの再発見された曲を(Coca-Cola) REDキャンペーンに提供する」
クイーンの「Let Me In Your Heart Again」は11月3日、iTunes(iTunes.com/REDSound)からリリースされた。その後、アロー・ブラックの新曲「Together」(11月10日の週)、ワイクリフ・ジョンとアヴィーチーのコラボ「Divine Sorrow」(11月17日の週)、ワンリパブリックの「I Lived (RED) Remix」(11月24日の週)と続く。
「Let Me In Your Heart Again」は1984年に発表されたアルバム『The Works』のセッション時に着手され、これまで未完成だったピアノ・バラード。オリジナル・ヴァージョンは、間もなくリリースされるクイーンのアルバム『Queen Forever』(日本盤11月12日発売)に収録される。
Ako Suzuki
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