謎の“マネキン”2体組・FEMMは、歌って踊るダンスデュオだった
2013年の秋から東京や横浜を中心に、大阪、京都など関西にも突如として現れ、Twitterで「マネキンが動いてる」「人形がロボット歩きしている」などの目撃情報がチラホラ寄せられていた女性2人組……というか、2体組・FAR EAST MENTION MANNEQUINS(通称:FEMM / フェム)の全貌が明らかになってきた。
◆FAR EAST MENTION MANNEQUINS画像、「Astroboy feat. Honey-B & W-Trouble」ミュージックビデオ
ハリウッド映画さながらのド派手なティザー映像に始まり、ほぼ無名にもかかわらず、都市型フェス<NO BLUR CIRCUIT>に登場。また映像制作集団・IKIOIと振り付け集団・Hidaliのタッグで制作された、ピンク・レディーの代表曲「UFO」の予想外なカバー企画(トラック制作にはDiploのリミックスなどで話題のsfprも参加)など、一部でマニアックな支持を得ている彼女たち。
しかしこれまで、FEMM自体がダンサーなのか、パフォーマーなのか、歌手なのか、まったくわからなかった。
そんな中、初のオリジナル曲、つまりデビュー曲「Astroboy feat. Honey-B & W-Trouble」がミュージックビデオという形で公開。つまり彼女たち、歌って踊るダンス・デュオだったのである。
本作で振り付けを担当したのは、The Black Eyed Peasのwill.i.amやMissy Elliott、WORLD ORDERを手がけた野口 量率いるコレオグラフ集団・Hidali。そこに映像制作集団・IKIOIのアイデアが合わさり、奇妙でスタイリッシュな映像が生まれた。真っ白い世界で、ラバー製の特注コスチュームで無表情に歌うFEMM。強烈なインパクトを放っている。
さらに、楽曲のプロデュースは、LADY GAGAやICONA POPを手がけるBrian Leeによるもの。ちなみにFEMMには、今後も世界トップ・クラスのプロデューサーからの楽曲提供が続々と決定しているとのこと。
配信限定のデビューEP「Astroboy EP」は、4月2日リリース。
◆FAR EAST MENTION MANNEQUINS オフィシャルサイト