納涼!「怖すぎる歌詞」TOP10

ポスト
節電が叫ばれる日本列島で、エネルギーを使わず涼を感じるとすれば、身体の中から凍えるしかない。そう、怪談だ。究極の省エネ=怪談話でなんとか夏を乗り切りたいということで、恐怖の世界が繰り広げられる“怪談”を、我々の身近にある音楽から探してみた。

ここで紹介するのは、ケータイサイトJOYSOUND[歌詞]、JOYSOUND[メロ×うた]でアンケートをとり集計された「怖すぎる歌詞」の結果発表。身近な音楽から涼を得るべく、歌詞が怖い曲のユーザー投票を実施、50曲以上のエントリーの中から「怖すぎる歌詞」として首位に輝いた楽曲に加え、多くのユーザーの支持を集めた、選りすぐりの9曲をまとめてご紹介しよう。

『怖すぎる歌詞』
No.1
・「元カレ殺ス」ゴールデンボンバー
TOP2~9
・「浴室」椎名林檎
・「飢餓海峡」石川さゆり
・「Child vision ~絵本の中の綺麗な魔女~」Janne Da Arc
・「妄想日記」シド
・「たべちゃうぞ」ガチャピン
・「COTTON COLOR」谷山浩子
・「ストーカーと呼ばないで」オオタスセリ
・「呪い」山崎ハコ
・「赤い靴」唱歌

・「元カレ殺ス」ゴールデンボンバー
「彼女の元カレに対する激しい憎悪。元カレ逃げて超逃げて(;゚д゚) 」(13歳女性)
「最初はおもしろい曲とおもってたけど… よくよく考えればある意味怖い(笑)」
「詞が怖くてヤンデレみたいです。けど実は大切に思ってくれてたり、最後の歌詞はどんなラブソングよりもきゅんとしちゃいます、怖いけど歌ってもらいたいような曲です。」(19歳女性)

「怖すぎる歌詞」として、最も多くのユーザーの支持を集めたのは、彼女を愛するが故に芽生えた元カレへの嫉妬心(殺意!?)を綴ったゴールデンボンバーの「元カレ殺ス」。明るくキャッチーな曲調だけに、その恐ろしい歌詞とのギャップがなんとも印象深い1曲。

・「浴室」椎名林檎
「とにかく怖い… というか、狂気染みてます(゚Д゚) ま、そこがまたいいんですが!(笑)」(17歳女性)
「狂気な愛を感じます。」(33歳女性)

一定のリズムで力強く刻まれるビートと、女性目線で描かれた歌詞が表現する独特の世界感に中毒者続出の一曲。サビのフレーズから浮かんでくるおぞましい情景が、聴くものを恐怖の世界にいざなってくれる。「俺を殺して」なんて、言ったっけ?

・「飢餓海峡」石川さゆり
「出だしから衝撃受けた。想像したらまぢ怖い。」(26歳女性)
「ジュニアさんが番組で紹介していたやつですが調べてみたら本当に怖かったです。」(20歳女性)
某テレビ番組で、タレントの千原ジュニアも太鼓判を押した1曲。歌の題材となった水上勉氏原作の推理小説「飢餓海峡」を読めば、よりこの歌の世界感に浸ることができる。

・「Child vision ~絵本の中の綺麗な魔女~」Janne Da Arc
「赤ちゃんの泣き声が後ろから聴こえてくるんです。夜に聴いて下さい。鳥肌が立ちますよ」(17歳女性)
「虐待されている赤ちゃんのリアルな目線からみる歌詞が怖い。本当にこんな事あったらと思うとぞっとする。」(13歳女性)

赤ちゃんの視点からリアルに描かれる、目を覆いたくなるような情景。なんとも切ない気持ちにさせてくる一曲。

・「妄想日記」シド
「普通の恋愛ソングかなって思ったら最後が怖い!妄想日記2と合わせて聞いたらもっと怖いです」(15歳女性)
「なんかこんな人本当に居そうで怖いと思いました。ありえそうなリアルな感じが恐怖感をそそります」(18歳女性)

微笑ましい恋愛ソングと油断するなかれ、最後に恐ろしすぎるオチが潜む1曲。「妄想日記2」も要チェック。

・「たべちゃうぞ」ガチャピン
「子供が聞いたらショック受けるかもしれない…」(28歳女性)
「怖いを通り過ぎて、恐ろしいです」(18歳女性)

恐竜としての本能と食欲をむき出しに…?子どもたちの人気者ガチャピン」が意外な一面を垣間見せてくれる。ガチャピンを見て大きくなった世代にとっては、耳を疑いたくなるほど衝撃的な1曲だ。

・「COTTON COLOR」谷山浩子
「不思議な文字の羅列を逆から読むと…」(18歳女性)
「解説見るまでは、みんなのうたに出そうだとほのぼのしてたのに…。途中の日本語歌詞も深読みしそう。」(19歳女性)
ほのぼのとしたメロディに、柔らかな歌声。一見、恐ろしさなど微塵も感じさせないメルヘンチックな歌詞なのだが。アルファベットで表記された文字を逆さに読んで和訳すると、想像を絶する物語があぶりだされてくる。

・「ストーカーと呼ばないで」オオタスセリ
「だんだん迫ってこられてる」(23歳女性)
「それはもう立派なストーカーです…」(19歳女性)

恋する気持ちが強いあまりに、どんどん行動がエスカレートしていくというストーカー心理をリアルに描いた1曲。

・「呪い」山崎ハコ
「怖いといえば、この曲に勝る曲はありません!」(40歳女性)
「釘を刺すのところが… 」(11歳男性)

タイトル通り、強い恨みが込められた歌詞。釘を打つ「コンコン」という音と共に、恐怖が忍び寄ってくる。

・「赤い靴」唱歌
「やっぱ怖いですね 」(10歳女性)
「歌詞がリアルな怖さがある…。本当にあったのかなぁ」(16歳女性)

「赤い靴」といえば、だれもが幼い頃に、1度は口ずさんだことのある童謡。この歌詞をめぐっては諸説あるようだが、なかには実話を題材に書かれたのではないか、という説も。

嫌な汗をかいて、暑苦しさに拍車がかかってしまったか?なお、JOYSOUND[歌詞]、JOYSOUND[メロうた]では「怖すぎる歌詞」特集ページにてゴールデンボンバーから寄せられた喜び(?)のコメントが映像配信されているので、こちらのチェックもお忘れなく。

(投票期間:2011年7月8日~2011年8月2日 応募総数:690件)

◆JOYSOUNDサイト
この記事をポスト

この記事の関連情報