“男子校生のリアル”は、共学男子もびっくりの恋愛打率6割越え

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男子校に通う学生は“恋の6割打者”だというイチローもビックリな調査結果が飛び込んできた。

◆「男子高校あるある徹底検証調査」結果の詳細グラフ

女子にモテたいという主人公が、演劇部の新入生歓迎公演を見てヒロインに恋し、演劇部に入部するところから話が始まっていく青春痛快ムービー『行け!男子高校演劇部』が、2011年8月6日(土)に全国劇場公開される。

映画『BECK』や、現在放送中のドラマ『花ざかりの君たちへ~イケメン☆パラダイス~2011』などに出演している若手俳優の注目株・中村蒼が、池松壮亮、冨田佳輔、川原一馬、金子直史、稲葉友らと展開していくこの物語。舞台が男子校ということで、男同士のバカなノリと、女の子(しかも美人)へのがむしゃらさなどが入り交じった学園コメディーだ。

ところで、本作の主人公の設定が“女の子にモテたい男子校生”と聞いて疑問に思うことがひとつ。「男子校生と共学の男子とではどっちがモテるのだろう?」。

男子校生は、普段、学校に女子がいない環境なのだから、それだけラヴ・チャンス自体が少なく、ゆえにモテないのでは……と、思いきや、実はそうでもないらしい。映画公開に先駆けて、『行け!男子高校演劇部』制作委員会が、男子高校出身者(以下、男子校生)と共学高校出身男性(共学男子)各300名ずつを対象に「男子高校あるある徹底検証調査」を実施した。

まず、「高校在学中に好きな人がいたことがありますか?」という質問。男子校生の42.3%が「ある」と回答したのに対し、共学男子は、「ある」が66.7%と、学内に女子がいるぶんだけ、共学のほうが好きな人ができやすいことがわかる。しかし、「高校在学中に異性と交際したことがありますか?」という質問には、男子校生の30.7%が「ある」、共学男子の32.7%が「ある」と答えており、その差は僅かなものに。このことから、男子校生は在学中、好きな人がいた場合に、片思いで完結させるのでなく、交際にまで発展させる割合が比較的高いことが推定できる。現に、高校在学中に「好きな人がいた」男子の中で「異性と交際したことがある」割合を算出すると、男子校生が66.1%と、共学男子(46.5%)の約1.5倍にも達している。

ちなみに「高校在学中に異性に告白した / された経験」は、共学男子のほうが男子校生より高い数値を示しており、告白チャンスは共学高校の男性が比較的多いという結果に。ということは、男子校生は、少ない恋愛や告白のチャンスを確実にものにする“恋のスラッガー”とも言い換えることができるだろう。

また、「男子校出身者は女性との会話が苦手になって、卒業後もモテにくいのでは?」といったイメージがあるかもしれないが、それもまた幻想。30歳未満の卒業生に、「これまで異性と交際したことはありますか?」と、人生における交際経験の有無を訊ねたところ、男子高校出身者は62.7%が「交際したことがある」、共学高校出身男性は60.7%が「交際したことがある」と答え、男子高校出身者と共学校出身者とでは、交際経験の有無の割合は変わらない結果となった。

さて次に、リアルにモテる男子の部活についての調査をお伝えしよう。男子高校出身者300名と共学高校出身男性300名の計600名に「高校時代に所属していた部活」を聞き、所属者数の多かった上位4つの部活と非所属者(いわゆる帰宅部)について、それぞれ「異性との交際経験の有無」の比率を「モテ率」として算出した。モテ率の高い順は以下のとおり。

1位:サッカー部(モテ率91.9%)
2位:野球部(モテ率81.5%)
3位:テニス部(モテ率70.3%)
4位:陸上部(モテ率63.3%)
参考:帰宅部(モテ率48.1%)

やっぱり圧倒的なモテ率を誇ったのがサッカー部。モテ率90%越えという驚愕的な数字の前には“※ ただしイケメンに限る”というフレーズすら霞んでしまう。同様に王道の野球部も高い値だ。一方で、モテ率が50%を切ったのが帰宅部。“恋愛ヘヴィーモード”な青春時代をプレイしてみたい人以外にはあまりオススメできない選択といえそうだ(映画の舞台となる演劇部のモテ率は、というと、所属者少数のため、モテ率調査の結果発表圏外だった)。

最後に映画『行け!男子高校演劇部』の話に戻すが、この映画、主人公が所属する演劇部の顧問は、なぜかスマイレージの大ファン。部員のことをそっちのけでスマイレージ4人の可愛さに夢中(まぁ無理もない話だ)。公式サイトで公開されている予告編映像では、イヤフォンで音楽を聴きながら、スマイレージ「夢見る15歳」の振りを練習している姿が確認できる。

また、同映画にはスマイレージも特別出演している。

text by ytsuji a.k.a 編集部(つ)
◆映画『行け!男子高校演劇部』公式サイト
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