小川真奈、初ソロライヴで垣間見せた電卓への深い愛情

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小川真奈のシークレット1stソロライヴが9月11日、渋谷のクラブ・WOMBにて開催された。

◆小川真奈 画像@2010.09.11<1stソロライヴ WOMB>

今回のライヴは、小川真奈の1stアルバム『(1)ティーネイジブルース』のリリースを記念して、購入者の中から150名のファンを招待。普段はキャナァーリ倶楽部で活躍している彼女にとっては、ほかのメンバーが登場しない初めてのソロライヴとなった。

抜群の歌唱力を誇る小川真奈。ライヴは、そんな彼女の歌唱力を聴かせる「大空に向かって」のアカペラからスタート。スポットライトを浴び、静寂の中に響いては消えていく小川真奈の歌声。その瞬間、改めてこの17歳のヴォーカリストの高い力量を会場の誰もが再認識したはずだ。

「いやー、ホントに人生で今までにないくらいドキドキしてまして。本当は6時に起きればいいのに4時くらいに起きまして。珍しく寝付きが悪かったっていう…。なんかしゃべるのもドキドキしちゃいますね。」── 小川真奈

初めてのソロライヴということで、パフォーマンスもトークもひとりということから、緊張の色を隠せない小川真奈。とはいえ、その初々しさは、17歳の女の子そのもの。小川は、先に行なわれたNICE GIRL プロジェクト!のライヴで自分の友達を初めて招待したという話や、学校でのエピソードなどを披露。また、「今日はアルバム曲全部歌います!」と宣言し、「一人ぼっちの私」「MAP ~未来の地図~」など収録曲を聴かせた。

さらに中盤には、小川真奈がCV(キャラクターボイス)を務める『極上!!めちゃモテ委員長』の楽曲をメドレーで、しかも伴奏はアレンジャーの湯浅公一のキーボードという演出で披露。そしてDREAMS COME TRUEの「未来予想図II」のカヴァーまでも飛び出した。

また、ライヴの最中には、当日、ファンからプレゼントされた電卓を紹介。生粋の電卓マニアでもある小川真奈は、そのひとつひとつの打鍵感(ボタンの押し心地)などを厳密にチェック。ボタンを押すたびに、「あぁー…いいですね。」と、“恍惚”とも表現できそうな、満足気な表情を浮かべ、さらに機能性として「“0”が2つ付いてるボタンはたまらないですよね!」とステージからファンに呼びかけていたが、どうもファンは彼女の電卓への深い愛情に理解はできるものの、素直に共感することは難しかったようだ。

ライヴのラストには、集まったファンが一斉にブルーのサイリュームを灯して小川真奈の1stソロライヴ成功をお祝い。また、終了後、報道陣からの取材に応えた小川真奈は、初ソロライヴを振り返って、「(ファンからのサイリュームのサプライズは)すごい(泣きそうで)ヤバかった」「思い出に残るライヴになりました」と感想を述べるとともに、披露するのはいつになるかわからないけど、楽器にも挑戦してみたい、と、今後の抱負を語った。

◆小川真奈 1stライヴ終了後の囲み取材でのコメント
◆小川真奈 オフィシャルサイト
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