デーモン・アルバーン「ブラーのリユニオンは4人の傷を癒してくれた」
![](https://img.barks.jp/image/review/1000057405/350.jpg)
4人のオリジナル・メンバーがそろってプレイするのはグレアム・コクソン(G)が2003年にバンドを脱退して以来6年ぶり、ライヴ・パフォーマンスは2000年に行なわれたロイヤル・フェスティヴァル・ホールでの公演以来9年ぶりだった。
アルバーンは『Radio Times』誌のインタヴューでこう話している。「(リユニオンの)ショウはとてもよかったと思うよ。俺ら全員にとって、とても深い傷を癒してくれるものだった。<T In The Park>はとくにクレイジーだったと言わなきゃな。グレアムはステージに上がる1時間半前まで病院にいたんだよ」
バンドはその後、2010年4月にレコード・ストア・デーのために新曲「Fool's Day」をリリース、さらなる活動が期待されたが、残念なことにリユニオン・パフォーマンスに対する「反響は素晴らしかった」ものの、デーモンは「あれで終わりだ。今のところは」と話している。
ブラーは2009年夏、ロンドン、ハイド・パークで公演したほか、<T In The Park>、<グラストンベリー>などのフェスティヴァルでもプレイ。デーモンは6月末(6月25日)、そのグラストンベリーにGORILLAZとしてカンバック。ボノの体調不良により出演をキャンセルしたU2の代わりにヘッドラインを務める。
グラストンベリーの主催者は、このピンチヒッター起用についてBBCにこう話している。「(U2キャンセルの)話が広まった数分後に電話が鳴り始めた。世界中のヘッドライン・バンドがU2の代わりをやるって言ってくれたんだ。面白いことに、ゴリラズはその先陣だった」「先の見通しが明るくなったよ。大惨事になってたかもしれないからね」
Ako Suzuki, London
この記事の関連情報
エルトン・ジョン、<グラストンベリー・フェス>ライブ映像を公開
グラストンベリー・フェスティバル主催者、妻の死により継続を決断
グラストンベリー・フェスティバル、2024年のヘッドライナーを発表
デーモン・アルバーン、ザ・ローリング・ストーンズの“ハックニー”プロモーションに「本当にイラついた」
グラストンベリー・フェスティバル、アメリカ人の大物アーティストから出演オファー
U2、新曲「Atomic City」和訳MV+「スフィア」ライヴ映像使用動画公開
U2、ラスベガスの球体型新会場「スフィア」でのこけら落とし公演を実施
U2、新曲「Atomic City」は「僕らのオーディエンスへのラブ・ソング」
U2、ラスベガス街中で新曲を披露