アッシャー、3作連続でアルバムチャート初登場1位

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注目作のリリースが重なる中、離婚騒動を経てリリースされたR&Bシンガー、アッシャー(Usher)の新作"Raymond v Raymond"が、34万6,274枚を売り上げ今週のBillboardアルバム総合チャート初登場1位を獲得した。アッシャーにとっては"Confessions"(2004年)、"Here I Stand"(2008年)に続く3タイトル連続のアルバチャート制覇。先週、"American Idol"などのTV番組に立て続けに出演したプロモーション活動も功を奏したようだ。

2位は、アッシャーが後押しするカナダ出身の新人ジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)の米デビュー作"My World 2.0"が約29万枚で、1位を‘大先輩'に引き継いだ形になった。3位は先週に引き続きヒット曲コンピレーション"Now 33"が約12万 枚で先週に引き続き3位キープ。シングル"Window Seat"のPVがついに裁判沙汰に発展したエリカ・バドゥ(Erykah Badu)の"New Amerykah, Part Two: Return of the Ankh"は、11万枚で4位からのスタートとなった。先週4位のカントリートリオ、レディ・アンテベラム(Lady Antebellum)の"Need You Now"が5位に下がり、モニカ(Monica)の"Still Standing"は2位から6位へと後退している。

7位に初登場組のカントリー歌手アラン・ジャクソン(Alan Jackson)の"Freight Train"を置いて、8位はこちらもジャスティン・ビーバーのEP"My World"がランクイン。9位、10位はレディ・ガガ(Lady Gaga)の"The Fame"とブラック・アイド・ピーズ(the Black Eyed Peas)の"The E.N.D."がトップ10内をキープ、驚異のロングヒット記録を伸ばしている。

惜しくもトップ10入りは逃したが、メソッド・マン(Method Man)、ゴーストフェイス(Ghostface)、レイクウォン(Raekwon)のによるコラボ作"Wu-Massacre"は、3万7,900枚で初登場12位と健闘している。

◆アッシャー Artist Info(bmr.jp)
◆アッシャー Artist Video(bmr.jp)
text by bmr.jp
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