充実の<LOUDNESS SORROWFUL NIGHT>に樋口氏を偲ぶ

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世界に名だたるロック・ドラマー、樋口宗孝が他界して約1年。豪華ミュージシャンが集結した一周忌イベント<Munetaka Higuchi Forever Our Hero~EVERLASTING MUNETAKA HIGUCHI~>が11月14日(土)に中野サンプラザホールで行なわれたが、命日の前夜にあたる11月29日(日)には、恵比寿リキッドルームで<LOUDNESS SORROWFUL NIGHT>が緊急開催された。これは樋口氏を偲んで行なわれた特別ライブ&ファン・ミーティングでもある。

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まずオープニング・アクトとして登場したのがMILKEY Zなる若手バンド。生前の樋口氏は、後進の育成にも熱心で機会を見付けては音楽専門学校の特別講師も務めていた。そんな中で出会ったのがMILKEY Z。リズム面やアレンジ面をアドバイスするなど、氏はプロデューサーとして彼らを育てていた。そのMILKEY Zはポップなオリジナル曲に加えて、LOUDNESSの『Bioshphere』に収められている「So Beautiful」のカバーをプレイ。LOUDNESSのコアなファンからも温かい拍手が贈られた。

そしていよいよLOUDNESSが登場。重々しく妖しげな「Soul Tone」をSEにメンバーがステージに姿を現わすと、フロアから興奮の歓声と拍手が響く。それに応えるように「Fire Of Spirit」でメタリックにスタート。勢いをさらに加速させながら最新作『THE EVERLASTING~魂宗久遠』からの「Flame Of Rock」へと続いた。
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